峯村部材店主

太平記(流れが分かる現代語訳)

『太平記』全40巻・全339章を、巻ごと・章ごとにまとめた現代語訳の総目次である。各章タイトルを選ぶと、各巻ページの該当章へ直接移動できる。

本文では『太平記』の物語を優先し、一般的な歴史研究と食い違う年代・人数・人物呼称、夢・神託・怨霊・天狗・神仏の奇瑞、中国・インドの故事などは、各巻で必要に応じて注記している。


巻別目次

1巻2巻3巻4巻5巻6巻7巻8巻9巻10巻

11巻12巻13巻14巻15巻16巻17巻18巻19巻20巻

21巻22巻23巻24巻25巻26巻27巻28巻29巻30巻

31巻32巻33巻34巻35巻36巻37巻38巻39巻40巻


1巻|1章〜8章

後醍醐天皇の治世と武家政権の繁栄から、無礼講の討幕密議、土岐頼員の変心、日野資朝・俊基の鎌倉下向までを描く。

『太平記』巻第一のアイキャッチ。後醍醐天皇を象徴する公家、公卿たちの密議、願文、六波羅探題の監視役、鎌倉幕府方の武士を描く。

  1. 後醍醐天皇の治世――武家政権の繁栄
  2. 関所の廃止
  3. 皇后冊立――三位局の寵愛
  4. 後醍醐天皇の皇子たち
  5. 中宮安産の祈祷――日野俊基の偽装籠居
  6. 無礼講――玄恵法印の文談
  7. 土岐頼員の変心
  8. 日野資朝・俊基の鎌倉下向――後醍醐天皇の告文

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2巻|9章〜18章

討幕計画の発覚、僧侶や日野俊基の逮捕・処刑、天下の怪異、後醍醐天皇の京都脱出と比叡山方の離反を描く。

『太平記』巻第二のアイキャッチ。討幕計画をめぐる公家の密議、僧侶たちの逮捕、六波羅方の警戒、夜の京都を脱出して比叡山へ向かう後醍醐天皇を描く。

  1. 南都・北嶺への行幸
  2. 僧侶たちの逮捕――二条為明の歌
  3. 円観・文観・忠円の鎌倉下向
  4. 日野俊基、再び鎌倉へ送られる
  5. 長崎高資の強硬論――阿新丸の仇討ち
  6. 日野俊基の処刑――後藤助光の忠節
  7. 天下の怪異――後醍醐天皇の京都脱出
  8. 花山院師賢の比叡山登山――唐崎浜の戦い
  9. 持明院統の上皇、六波羅へ移る
  10. 偽りの臨幸が露見する――比叡山の離反と紀信の故事

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3巻|19章〜23章

後醍醐天皇と楠木正成の出会い、笠置山・赤坂城の戦い、笠置城陥落後の逃亡、桜山四郎入道の自害を描く。

『太平記』巻第三のアイキャッチ。南向きの大木の下で対面する後醍醐天皇と楠木正成、笠置山と赤坂城の攻防、落城後に山中を逃れる後醍醐天皇を描く。

  1. 後醍醐天皇の夢――楠木正成との出会い
  2. 笠置山の戦い――陶山・小見山の夜襲
  3. 笠置城の陥落――後醍醐天皇、山中を逃れる
  4. 赤坂城の戦い――楠木正成の奇策
  5. 桜山四郎入道の自害

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4巻|24章〜30章

笠置方の人々の処刑・流刑、皇子たちの配流、後醍醐天皇の隠岐遷幸、児島高徳の忠節を描く。

『太平記』巻第四のアイキャッチ。捕らえられた笠置方の人々、悲嘆する中宮、隠岐へ送られる後醍醐天皇、桜の木へ漢詩を刻む児島高徳を描く。

  1. 笠置山の戦後処分――北畠具行の最期と藤房の悲恋
  2. 8歳の皇子が詠んだ歌
  3. 尊良親王と妙法院尊澄法親王の流刑
  4. 元の禅僧・俊明極――後醍醐天皇との禅問答
  5. 中宮の嘆き――後醍醐天皇との別れ
  6. 後醍醐天皇、隠岐へ向かう
  7. 児島高徳の忠義――桜に刻んだ言葉と呉越の故事

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5巻|31章〜36章

光厳天皇の即位、北条高時の田楽・闘犬狂い、北条時政の江の島参籠、護良親王の熊野落ちを描く。

『太平記』巻第五のアイキャッチ。幕府の監視下で即位する光厳天皇、消えた比叡山根本中堂の新常灯、田楽と闘犬に熱中する北条高時、熊野の山中を逃れる護良親王を描く。

  1. 光厳天皇の即位――持明院統の新しい朝廷
  2. 万里小路宣房、2人の天皇に仕える
  3. 根本中堂の新常灯が消える
  4. 北条高時、田楽と犬合わせに熱中する
  5. 北条時政と江の島弁才天――三つ鱗の由来
  6. 護良親王、般若寺から熊野・十津川・吉野へ

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6巻|37章〜42章

護良親王帰還の神託、楠木正成の天王寺出陣と未来記、赤松円心への令旨、関東大軍による赤坂城攻撃を描く。

『太平記』巻第六のアイキャッチ。民部卿三位局の夢に現れる護良親王、天王寺の未来記を読む楠木正成、令旨を受ける赤松円心、赤坂城を攻める関東の幕府軍を描く。

  1. 民部卿三位局の夢――北野天満宮の瑞夢
  2. 楠木正成、天王寺へ進出――隅田・高橋の敗北と宇都宮公綱
  3. 楠木正成、四天王寺の未来記を読む
  4. 赤松円心、護良親王の令旨を受けて挙兵
  5. 関東の大軍、京都へ上る
  6. 赤坂城の戦い――人見恩阿・本間資貞父子の討死

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7巻|43章〜49章

吉野城・千早城の攻防、新田義貞への綸旨、赤松・河野氏の挙兵、後醍醐天皇の船上山入りと船上山合戦を描く。

『太平記』巻第七のアイキャッチ。吉野城と千早城の山岳戦、新田義貞が倒幕の綸旨を受ける場面、後醍醐天皇の船上山入りを描く。

  1. 吉野城の戦い――村上義光、護良親王の身代わりとなる
  2. 千早城の戦い
  3. 新田義貞、後醍醐天皇の綸旨を受ける
  4. 赤松円心、播磨で兵を挙げる
  5. 伊予の土居・得能、幕府に背いて兵を挙げる
  6. 後醍醐天皇、隠岐を脱出して船上山へ入る
  7. 船上山の戦い

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8巻|50章〜57章

摩耶山から京都周辺へ続く赤松・六波羅両軍の戦い、持明院統の六波羅移動、宮中の修法、谷堂炎上を描く。

『太平記』巻第八のアイキャッチ。摩耶山の戦い、六波羅へ移る持明院統の上皇・天皇、宮中で修法を行う後醍醐天皇、京都市街の戦いと谷堂炎上を描く。

  1. 摩耶山・酒部・瀬川の戦い
  2. 3月12日の京都攻防戦――赤松則祐、桂川を渡る
  3. 光厳天皇、六波羅へ避難――河野・陶山の反撃
  4. 宮中・上皇御所の祈祷――山崎の戦い
  5. 比叡山の僧兵、京都へ攻め寄せる
  6. 4月3日の京都合戦――頓宮・田中の四勇士と妻鹿孫三郎
  7. 後醍醐天皇、自ら金輪法を修する――千種忠顕の京都合戦
  8. 谷堂炎上――西山の寺院と民家が焼かれる

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9巻|58章〜67章

足利高氏の上洛と篠村での挙兵、六波羅探題への総攻撃、光厳天皇・上皇の脱出、北条仲時らの番場での最期を描く。

『太平記』巻第九のアイキャッチ。山崎・久我縄手の戦い、篠村八幡宮で倒幕の願文を納める足利高氏、六波羅から脱出する光厳天皇・上皇、番場蓮華寺で最期を覚悟する北条仲時らを描く。

  1. 足利高氏、幕府軍の大将として京都へ上る
  2. 山崎への攻撃――久我畷で名越高家討死
  3. 足利高氏、大江山を越えて丹波へ向かう
  4. 足利高氏、篠村へ入る――近国の武士が集結
  5. 足利高氏、篠村八幡宮に願文を納める
  6. 六波羅への総攻撃
  7. 光厳天皇・両上皇、六波羅を脱出する
  8. 北条仲時ら、番場で自害する
  9. 光厳天皇・両上皇、五辻宮方の軍に捕らえられる
  10. 千早城包囲軍、六波羅陥落を知って敗走する

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10巻|68章〜82章

新田義貞の挙兵から鎌倉攻め、北条方諸将の最期、東勝寺での北条高時一門の自害までを描く。

『太平記』巻第十のアイキャッチ。挙兵する新田義貞、鎌倉攻撃を相談する武将たち、稲村ヶ崎の岩礁を進む新田軍、炎上する鎌倉と東勝寺で最期を迎える北条高時一門を描く。

  1. 千寿王、鎌倉の大蔵谷を脱出する
  2. 新田義貞の挙兵――天狗山伏が越後の軍勢を集める
  3. 大多和義勝の進言――分倍河原の戦い
  4. 鎌倉攻防戦――新田軍、三方面から攻める
  5. 赤橋守時と本間山城左衛門の自害
  6. 稲村ヶ崎に干潟が現れる
  7. 鎌倉炎上――長崎父子の奮戦
  8. 大仏貞直と金沢貞将の討ち死に
  9. 普恩寺信忍、息子・仲時を思って自害する
  10. 塩田道祐・俊時父子の自害
  11. 塩飽聖遠と、その子らの自害
  12. 安東聖秀の自害――王陵の母の故事
  13. 亀寿殿(北条時行)の信濃脱出――北条泰家の偽装
  14. 長崎高重、最後の合戦
  15. 東勝寺の最期――北条高時と一門の自害

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11巻|83章〜91章

鎌倉幕府滅亡後の残党処分、後醍醐天皇の還幸、九州・長門・北陸の幕府勢力の崩壊、金剛山の戦後処理を描く。

『太平記』巻第十一のアイキャッチ。都へ還幸する後醍醐天皇、鎌倉・六波羅陥落の勝報、裏切られて捕らえられる北条邦時、菊池寂阿の戦いと各地の幕府方の終焉を描く。

  1. 五大院宗繁の裏切り――北条邦時の最期
  2. 六波羅陥落の知らせ――後醍醐天皇、船上山を出発
  3. 書写山参詣――新田義貞から届いた鎌倉平定の知らせ
  4. 楠木正成、兵庫へ参上――後醍醐天皇の京都帰還
  5. 菊池武時(寂阿)の討ち死に――鎮西探題・北条英時の滅亡
  6. 長門探題・北条時直の降伏
  7. 淡河時治一家の最期――鎌倉川に沈んだ母子
  8. 越中守護・名越時有一族の自害――海上に現れた亡霊
  9. 千早城攻めの幕府軍処分――佐介貞俊夫妻の最期

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12巻|92章〜98章

建武政権の政治、大内裏造営、国家安鎮の祈祷、千種忠顕・文観の奢侈、宮中の怪異、護良親王の流刑を描く。

『太平記』巻第十二のアイキャッチ。建武政権の政務、大内裏造営、国家安鎮の祈祷、千種忠顕らの華美な宴、宮中の怪鳥を射る広有、護送される護良親王を描く。

  1. 建武政権の始まり――公家中心の政治と恩賞の混乱
  2. 大内裏造営計画――菅原道真と天神信仰の説話
  3. 天下安鎮の祈禱――諸将への恩賞
  4. 千種忠顕と文観僧正のぜいたく――解脱上人と魔王の説話
  5. 隠岐広有、紫宸殿の怪鳥を射落とす
  6. 神泉苑の再興――弘法大師と善女龍王の霊験譚
  7. 護良親王の失脚と鎌倉送致――驪姫の讒言

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13巻|99章〜104章

龍馬の献上、万里小路藤房の出家、西園寺公宗の謀反、中先代の乱、護良親王の死、尊氏の東国下向を描く。

『太平記』巻第十三のアイキャッチ。龍馬の献上、万里小路藤房の出家、西園寺公宗の謀反、中先代の乱、護良親王の最期、足利尊氏の東国下向を描く。

  1. 天馬の献上――万里小路藤房が告げた乱世の前兆
  2. 万里小路藤房の出家――諫言を聞き入れない朝廷を去る
  3. 西園寺公宗の陰謀――北山殿で企てられた天皇暗殺
  4. 北条時行の挙兵――中先代の乱が始まる
  5. 護良親王の最期――口に残された刀の切っ先
  6. 足利尊氏の東国出陣――北条時行と中先代の乱の終結

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14巻|105章〜115章

新田義貞と足利尊氏の対立、箱根・竹ノ下の戦い、尊氏の京都進撃、後醍醐天皇の京都脱出と東坂本の皇居を描く。

『太平記』巻第十四のアイキャッチ。新田義貞と足利尊氏の奏状をめぐる宮中評議、東国へ下る尊氏、矢作川・箱根・竹ノ下の戦い、京都を脱出する後醍醐天皇と内裏炎上を描く。

  1. 新田義貞と足利尊氏、互いに相手の討伐を訴える
  2. 新田義貞、足利尊氏討伐のため東国へ出陣する
  3. 矢作川・鷺坂・手越河原の戦い
  4. 箱根・竹ノ下の戦い――新田軍の優勢が崩れる
  5. 新田義貞、箱根から撤退する――天竜川の危機
  6. 全国で足利方が蜂起する――京都へ届く相次ぐ急報
  7. 足利尊氏軍の進撃――大渡・山崎の防衛線が崩れる
  8. 後醍醐天皇、京都を離れて比叡山へ向かう
  9. 名和長年、荒れ果てた内裏へ戻る――京都炎上
  10. 結城親光の決死の襲撃――大友貞載との死闘
  11. 比叡山の衆徒、後醍醐天皇を迎える

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15巻|116章〜124章

北畠顕家軍の到着、三井寺・京都・豊島河原の戦い、尊氏の西国退却、後醍醐天皇の京都還幸、賀茂神主問題を描く。

『太平記』巻第十五のアイキャッチ。園城寺の戒壇問題、坂本へ到着する若き北畠顕家と奥州軍、三井寺・京都の戦い、西国へ退く足利尊氏、都へ還幸する後醍醐天皇を描く。

  1. 園城寺の戒壇問題
  2. 北畠顕家の奥州軍、坂本へ到着する
  3. 三井寺の戦い――鐘と俵藤太の故事
  4. 建武三年正月十六日の京都合戦
  5. 正月二十七日の京都合戦
  6. 尊氏、京都を退く――薬師丸の帰京
  7. 豊島河原の戦い
  8. 後醍醐天皇、比叡山から京都へ還幸する
  9. 賀茂神主の交替

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16巻|125章〜144章

尊氏の九州落ちと多々良浜の勝利、西国での再起・東上、備中福山から湊川へ続く戦い、楠木正成の最期を描く。

『太平記』巻第十六のアイキャッチ。多々良浜の戦い、九州から東上する足利尊氏軍、備中福山・湊川の戦い、楠木正成と正季兄弟の最期を描く。

  1. 足利尊氏、九州へ渡る
  2. 少弐・菊池の戦い――宗応蔵主の忠節
  3. 多々良浜の戦い――高重茂(高駿河守)の先例
  4. 西国の蜂起――官軍の進発
  5. 新田義貞、播磨の赤松円心を攻める
  6. 児島高徳、熊山で挙兵――船坂の戦い
  7. 尊氏、九州から上洛する――瑞夢
  8. 備中福山の戦い
  9. 新田義貞、兵庫へ退く
  10. 楠木正成、兵庫へ下る
  11. 兵庫へ迫る海陸の足利軍
  12. 本間孫四郎の遠矢
  13. 経ヶ島の戦い
  14. 楠木正成・正季兄弟の討ち死に
  15. 湊川の戦い――新田義貞の奮戦
  16. 小山田高家の忠死――青麦を刈った罪
  17. 後醍醐天皇、再び比叡山へ移る
  18. 光厳上皇、東寺へ潜幸する
  19. 日本の朝敵を論じる
  20. 楠木正成の首、故郷へ送られる

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17巻|145章〜159章

比叡山・京都をめぐる攻防、後醍醐天皇の還幸、新田義貞と恒良親王の北国落ち、金ヶ崎城攻防の始まりを描く。

『太平記』巻第十七のアイキャッチ。比叡山・京都の攻防、後醍醐天皇と恒良親王、雪の木ノ芽峠を越える新田義貞軍、金ヶ崎城の籠城と攻防を描く。

  1. 比叡山攻防――日吉大社の神託
  2. 二度の京都攻撃――足利軍の伏兵と官軍の敗北
  3. 比叡山、南都へ援軍を求める
  4. 四条隆資、八幡から京都へ攻め寄せる
  5. 新田義貞の京都合戦――名和長年の討ち死に
  6. 近江の戦い――佐々木道誉の偽降伏
  7. 後醍醐天皇、比叡山から京都へ還幸する
  8. 恒良親王を新田義貞へ託す――鬼切を日吉社へ奉納
  9. 新田義貞、北陸へ落ちる
  10. 還幸に従った人々の拘禁・処刑
  11. 北国へ向かう軍勢の凍死
  12. 瓜生保の変心――義鑑房が脇屋義治をかくまう
  13. 16騎、金ヶ崎城へ入る
  14. 金ヶ崎の船遊び――白魚が船へ入る
  15. 金ヶ崎城の攻防――野中八郎の忠節

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18巻|160章〜167章

後醍醐天皇の吉野潜幸、高野山と根来寺の対立、瓜生一族の挙兵、越前府中・金ヶ崎の戦いと落城を描く。

『太平記』巻第十八のアイキャッチ。吉野へ潜幸する後醍醐天皇、高野山と根来寺の対立、越前で挙兵する瓜生一族、金ヶ崎城の落城、捕らわれて京都へ戻される恒良親王を描く。

  1. 後醍醐天皇、吉野へ潜幸する
  2. 高野山と根来寺の対立
  3. 瓜生一族の挙兵
  4. 越前府中の戦い――金ヶ崎城への後詰め
  5. 瓜生保の老母――程嬰・杵臼の故事
  6. 金ヶ崎城の落城
  7. 皇太子の還御――一宮御息所の悲嘆
  8. 比叡山開創の由来

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19巻|168章〜176章

光厳上皇の重祚、尊氏・直義兄弟の将軍補任、新田軍の越前反攻、諸国の宮方蜂起、北畠顕家の西上と青野原合戦を描く。

『太平記』巻第十九のアイキャッチ。光厳上皇と足利尊氏・直義、新田義貞の越前府中攻略、各地の宮方蜂起、奥州から西上する北畠顕家と新田徳寿丸、青野原の戦いを描く。

  1. 光厳上皇の重祚
  2. 足利尊氏・直義兄弟の将軍補任
  3. 新田義貞、越前府中を攻略する
  4. 金ヶ崎の皇子たちの消息
  5. 諸国で宮方が蜂起する
  6. 北条時行、南朝から赦免される
  7. 北畠顕家・新田徳寿丸、奥州から上洛する
  8. 奥州軍を追う道中の戦い
  9. 青野原の戦い――背水の陣の故事

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20巻|177章〜189章

黒丸城をめぐる連戦、新田義貞への勅書と夢、藤島での最期、脇屋義助の敗軍収拾、勾当内侍の悲嘆を描く。

『太平記』巻第二十のアイキャッチ。黒丸城の攻防、諸葛孔明と臥龍を思わせる新田義貞の夢、暴れる軍馬、藤島で矢に倒れる義貞、首箱を前に悲しむ勾当内侍を描く。

  1. 黒丸城最初の戦い――足羽の連戦
  2. 越後勢、越前へ進む
  3. 後醍醐天皇、新田義貞へ宸筆の勅書を下す
  4. 新田義貞、比叡山へ協力を求める
  5. 八幡山炎上
  6. 新田義貞、再び黒丸城を攻める――平泉寺の調伏
  7. 新田義貞の夢――諸葛孔明の故事
  8. 新田義貞の馬が暴れる
  9. 新田義貞の最期
  10. 脇屋義助、敗残兵を集める
  11. 新田義貞の首、獄門へ――勾当内侍の悲嘆
  12. 奥州下向の船団、暴風に遭う
  13. 結城宗広、地獄へ堕ちる夢

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21巻|190章〜196章

乱世の風俗、佐々木道誉の流刑、法勝寺塔炎上、後醍醐天皇の崩御と後村上天皇の即位、塩冶高貞の死を描く。

『太平記』巻第二十一のアイキャッチ。荒廃した乱世、炎上する法勝寺の塔、流刑となる佐々木道誉、病床で遺勅を残す後醍醐天皇、即位する後村上天皇を描く。

  1. 乱世の風俗
  2. 佐々木道誉の流刑
  3. 法勝寺の塔炎上
  4. 後醍醐天皇の崩御
  5. 後村上天皇の即位
  6. 後醍醐天皇の遺勅――脇屋義助、黒丸城を攻略する
  7. 塩冶高貞、讒言によって死す

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22巻|197章〜202章

畑時能の忠節、脇屋義助の吉野参上・伊予下向と病死、佐々木信胤の離反、大館氏明と篠塚重広の戦いを描く。

『太平記』巻第二十二のアイキャッチ。味方を守って奮戦する畑時能、後村上天皇へ参上する脇屋義助、瀬戸内海を渡る義助の一行と病床での最期、鞆の戦い、大館氏明・篠塚重広の奮戦を描く。

  1. 畑時能の忠節
  2. 脇屋義助、吉野へ参る――四条隆資の物語
  3. 佐々木信胤、宮方となる
  4. 脇屋義助、伊予へ下向する
  5. 脇屋義助の病死――鞆の戦い
  6. 大館氏明の討ち死に――篠塚重広の怪力

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23巻|203章〜205章

大森彦七と楠木正成の怨霊、足利直義の病をめぐる上皇の願書、土岐頼遠による御幸への狼藉を描く。

『太平記』巻第二十三のアイキャッチ。美女に化けた鬼を抱える大森彦七と楠木正成の怨霊、病床の足利直義、願書を記す上皇、土岐頼遠による御幸の牛車への狼藉を描く。

  1. 大森彦七と楠木正成の怨霊――天下の霊剣をめぐる怪異
  2. 足利直義の病――光厳上皇、石清水八幡宮へ願書を奉る
  3. 土岐頼遠、光厳上皇の御車へ矢を射る――御幸狼藉と処刑

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24巻|206章〜210章

失われた朝廷の年中行事、天龍寺の建立・供養、比叡山の強訴、三宅・荻野氏の反乱と壬生地蔵の霊験を描く。

『太平記』巻第二十四のアイキャッチ。廃絶した朝廷の年中行事、天龍寺の建立と供養、比叡山衆徒の強訴、三宅・荻野氏の反乱計画、香勾高遠を救う壬生地蔵の霊験を描く。

  1. 戦乱によって失われた朝廷の年中行事
  2. 天龍寺の建立――後醍醐天皇の怨霊を鎮める
  3. 比叡山、天龍寺供養に強訴する――公卿たちの宗教論争
  4. 天龍寺供養――尊氏・直義と両上皇の参詣
  5. 三宅高徳・荻野朝忠の謀反と、壬生地蔵の身代わり

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25巻|211章〜215章

持明院統の新帝即位と仙洞の怪異、六本杉の怨霊、藤井寺・住吉の戦い、伊勢から届いた宝剣を描く。

『太平記』巻第二十五のアイキャッチ。若い新帝の即位、仙洞御所の犬の怪異、仁和寺六本杉の天狗と護良親王の怨霊、楠木正行の藤井寺奇襲、伊勢の宝剣、住吉・天王寺の戦いを描く。

  1. 崇光天皇の践祚――大嘗会をめぐる怪異と議論
  2. 仁和寺六本杉の天狗評定――直義夫人の懐妊を予言する
  3. 藤井寺の戦い――楠木正行、足利軍を奇襲する
  4. 伊勢から献上された宝剣――三種の神器と邯鄲の夢
  5. 住吉・天王寺の戦い――楠木正行、足利軍を渡辺橋まで追い崩す

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26巻|216章〜224章

楠木正行の吉野参上と四條畷での最期、吉野炎上と賀名生遷幸、高師直・師泰の専横、直冬の西国下向を描く。

『太平記』巻第二十六のアイキャッチ。後村上天皇へ最後の拝謁をする楠木正行、四條畷で戦う楠木軍、正行・正時兄弟の最期、炎上する吉野皇居、賀名生へ逃れる南朝、高師直の専横を描く。

  1. 楠木正行、最後の覚悟を胸に吉野へ参内する
  2. 四條畷の戦い――楠木正行、高師直本陣へ突進する
  3. 楠木正行の最期――143人、君臣2代の忠義に死す
  4. 吉野炎上――黒木御所と蔵王堂、灰となる
  5. 賀名生の黒木御所――山中へ追われた南朝
  6. 高師直・高師泰兄弟の奢り――寺社と公家を踏みにじる
  7. 上杉重能・畠山直宗、高一族を讒言する――廉頗と藺相如の忠義
  8. 妙吉侍者、高師直・高師泰兄弟を讒言する――秦王朝滅亡の教訓
  9. 足利直冬、西国探題として中国地方へ下る

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27巻|225章〜234章

京都の怪異と田楽事故、雲景の未来記、高師直と足利直義の対立、直冬の九州敗走、義詮上洛と大嘗会を描く。

『太平記』巻第二十七のアイキャッチ。炎上する清水寺、崩壊する田楽桟敷、愛宕山の天狗道、将軍御所を包囲する高師直軍、出家する足利直義、北朝の大嘗会を描く。

  1. 天変と怪異が相次ぐ――清水寺炎上
  2. 四条河原の勧進田楽――桟敷が総崩れとなる
  3. 雲景の未来記――愛宕山の天狗が語る乱世
  4. 足利直義、高師直・高師泰兄弟の暗殺を計画する
  5. 高師直軍、足利尊氏・足利直義の御所を包囲する
  6. 足利直冬、中国探題の地位を追われ九州へ逃れる
  7. 足利義詮、鎌倉から上洛して政務を引き継ぐ
  8. 足利直義の出家――玄慧法印との別れ
  9. 上杉重能・畠山直宗の流刑と謀殺
  10. 崇光天皇の即位大礼――貞和5年(1349年)12月26日

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28巻|235章〜241章

義詮の政務と高一族の権勢、九州での直冬蜂起、尊氏の西国出陣、直義の京都脱出と南朝との同盟を描く。 『太平記』巻第二十八――足利直冬の九州蜂起、直義の京都脱出、南朝との同盟。

『太平記』巻第二十八のアイキャッチ。若い足利義詮の政務、少弐頼尚に迎えられる足利直冬、石見の三城攻防と鼓崎城の夜襲、西国へ出陣する足利尊氏、京都を脱出する足利直義、南朝との同盟を描く。

  1. 足利義詮の政務――実権を握る高師直・高師泰
  2. 少弐頼尚、足利直冬を娘婿として迎える
  3. 石見・三隅兼連の反乱――熊狩りの隙に鼓崎城が陥落
  4. 足利直冬、九州で勢力を拡大――足利尊氏の西国出陣
  5. 足利直義、京都を脱出――観応の擾乱が本格化
  6. 持明院統から足利直義へ院宣が下る
  7. 足利直義、南朝へ降伏を申し入れる――漢楚戦争の故事

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29巻|242章〜251章

直義・南朝方と尊氏方の京都争奪、高師直軍の敗北、師直・師泰の出家、高師冬の自害、高一族の滅亡を描く。

『太平記』巻第二十九のアイキャッチ。雪中を上洛する桃井直常軍、四条河原の一騎打ち、光明寺・小清水の戦い、出家する高師直・師泰兄弟、武庫川で滅亡する高一族を描く。

  1. 足利直義・桃井直常、京都を攻略――足利義詮が退去
  2. 足利尊氏・義詮の反撃――阿保忠実と秋山光政の1騎打ち
  3. 足利尊氏・義詮父子の退去――丹波・石龕寺へ
  4. 高師泰、石見から撤退――上杉朝定の追撃
  5. 光明寺の戦い――高師直の陣に落ちた不吉な白旗
  6. 小清水・打出浜の戦い――大軍が戦わずして崩れる
  7. 松岡城の混乱――足利尊氏・高一族、自害を覚悟する
  8. 高師直・高師泰の出家――薬師寺公義は高野山へ
  9. 高師冬、甲斐・須沢城で自害――諏訪五郎の忠義
  10. 高師直・高師泰一族の滅亡――「血気の勇者」と「仁義の勇者」

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30巻|252章〜259章

尊氏・直義兄弟の再対立、薩埵山の戦いと直義の死、南朝と義詮の和睦、南朝軍の京都進出と持明院統の賀名生移送を描く。

『太平記』巻第三十のアイキャッチ。和睦する足利尊氏・直義兄弟、京都上空の天狗の軍勢、薩埵山での兄弟対決、直義の降伏と急死、南朝軍の京都奇襲、北朝皇族の賀名生移送を描く。

  1. 足利尊氏・直義兄弟の和睦――夜ごと現れる天狗の軍勢
  2. 足利直義、京都を離れて北陸へ――殷の紂王・文王の故事
  3. 足利尊氏、直義追討の宣旨を受ける――賀茂社の鳴動
  4. 薩埵山の戦い――宇都宮勢の救援と足利直義の降伏
  5. 足利直義の急死――毒殺説と『太平記』の因果応報
  6. 正平一統の破綻――南朝と足利義詮の偽りの和睦
  7. 足利義詮、近江へ逃れる――勢多橋からの脱出
  8. 光厳・光明・崇光と直仁親王、南朝方へ移される

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31巻|260章〜265章

新田一族の東国挙兵、武蔵野・小手指原・鎌倉・笛吹峠の戦い、八幡での攻防と南朝天皇の脱出を描く。

『太平記』巻第三十一のアイキャッチ。東国で挙兵する新田一族、武蔵野・小手指原と笛吹峠の戦い、鎌倉攻略、八幡山を脱出する後村上天皇と、矢を受けながら内侍所の櫃を運ぶ武士を描く。

  1. 新田義宗・義興・脇屋義治、東国で挙兵する
  2. 武蔵野・小手指原の大合戦――新田義宗、足利尊氏を追う
  3. 新田義興・脇屋義治、鎌倉を占領する
  4. 笛吹峠の戦い――宗良親王・新田義宗軍の敗走
  5. 八幡の戦い――楠木正儀・和田五郎と官軍の夜襲
  6. 後村上天皇、八幡山から脱出――南朝方の敗走と救援軍

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32巻|266章〜273章

三種の神器を欠いた北朝新帝の践祚・即位、山名父子の反乱、義詮と新帝の美濃落ち、直冬上洛と鬼丸・鬼切の故事を描く。

『太平記』巻第三十二のアイキャッチ。三種の神器を欠いた新帝の即位、炎上する持明院殿、新帝を背負って雪山を越える細川清氏、山名・直冬勢の上洛、鬼丸・鬼切、神南の戦いを描く。

  1. 三種の神器なき新帝――弥仁王(後光厳天皇)の践祚
  2. 後光厳天皇の即位――三種の神器なき大礼と荒廃する京都
  3. 山名時氏・師氏父子、足利方へ反旗を翻す
  4. 足利義詮・後光厳天皇の美濃落ち――細川清氏、天皇を背負う
  5. 山名時氏・師氏、京都を維持できず伯耆へ退く
  6. 足利直冬、南朝と結ぶ――父子の道を説く『太平記』の故事
  7. 足利直冬の上洛――鬼丸・鬼切と斯波高経の恨み
  8. 神南(こうない)の戦い――山名師氏軍、足利義詮本陣へ迫る

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33巻|274章〜283章

京都の市街戦、石清水八幡の神託、飢えた公家一家の悲劇、足利尊氏の死、筑後川の戦い、新田義興の謀殺を描く。

『太平記』巻第三十三のアイキャッチ。京都市街戦、帰洛して出家する三上皇、病床の足利尊氏、崇徳上皇の怨霊、筑後川の戦い、矢口渡で沈む新田義興の一行を描く。

  1. 京都の市街戦――二宮兵庫助、桃井を名乗って死す
  2. 石清水八幡の神託――父を討つ直冬へ勝利なし
  3. 賀名生から帰洛した三上皇――出家して静寂へ入る
  4. 飢えた公家一家、思出川へ身を投げる
  5. 公家と武家の栄枯逆転――豪華な茶会と賄賂政治
  6. 足利尊氏の死――無常の敵を防ぐ兵はなし
  7. 新待賢門院と梶井宮の死
  8. 崇徳上皇の怨霊――細川繁氏を討つ怪異
  9. 筑後川の戦い――菊池武光、少弐軍6万騎を破る
  10. 新田義興、矢口渡で謀殺される

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34巻|284章〜293章

足利義詮の将軍就任と畠山国清(道誓)の上洛、南朝征討、紀伊の山岳戦、銀嵩の反乱、赤坂城撤退と後醍醐天皇陵の神霊を描く。

『太平記』巻第三十四のアイキャッチ。将軍に任じられる足利義詮、色を施した軍馬を率いて上洛する畠山軍、竜門・赤坂の攻防、住吉大社の凶兆、後醍醐天皇陵の霊夢と幕府軍の撤退を描く。

  1. 足利義詮、征夷大将軍となる
  2. 畠山国清(道誓)、関東の大軍を率いて上洛する
  3. 和田正武・楠木正儀の作戦会議と南朝公卿の離散
  4. 足利義詮の南朝征討――大軍の進撃と軍勢の狼藉
  5. 紀伊・竜門山の戦い――伏兵に敗れる関東軍
  6. 再び行われた紀伊の戦い――住吉の楠の怪異
  7. 興良親王の銀嵩(銀峯山)反乱――曹娥・精衛の孝行説話
  8. 空城だった龍泉寺城――鳥の動きから見破られた見せ勢
  9. 平石城陥落――和田正武の夜襲と赤坂城放棄
  10. 後醍醐天皇陵の神霊――足利軍撤退を告げる夢

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35巻|294章〜298章

仁木義長討伐の密議と京都からの没落、南朝方の再蜂起、北野社で語られる政道論、尾張・近江の戦いを描く。

『太平記』巻第三十五のアイキャッチ。仁木義長排斥を相談する諸将、女性姿に変装して京都を脱出する足利義詮、南朝・山名方の反攻、北野の三者問答、伊勢長野城に籠る仁木義長を描く。

  1. 義詮の帰洛と、仁木義長討伐の密議
  2. 仁木義長の京都没落
  3. 南朝方の再蜂起と、畠山道誓の関東下向
  4. 北野社の夜通し物語――なぜ天下は治まらないのか
  5. 尾張小川城と近江の戦い――仁木義長の勢力衰退

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36巻|299章〜305章

仁木義長の南朝帰参、大地震・津波と夏の雪、四天王寺再建、山名・菊池の戦い、細川清氏の離反と畠山国清(道誓)の反乱を描く。

『太平記』巻第三十六のアイキャッチ。仁木義長の南朝帰参、京都の大火、大地震・津波と鳴門の巨大太鼓、四天王寺金堂の再建、香椎・神崎の戦い、細川清氏の離反を描く。

  1. 仁木義長、南朝へ帰参する――伊勢大神宮の神託
  2. 大地震・津波と、夏に降った雪
  3. 四天王寺金堂の再建と、京都の祈祷
  4. 山名時氏、美作の城々を攻略する――九州・香椎の戦い
  5. 佐々木秀詮兄弟の討ち死に
  6. 細川清氏の反逆――道誉との対立と、疑惑の願書
  7. 頓宮氏の裏切りと、畠山国清(道誓)の関東反乱

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37巻|306章〜313章

細川清氏・楠木正儀の京都攻略、南朝軍の短い京都支配、清氏の四国渡航、大将選びの議論、畠山国清(道誓)の反乱を描く。

『太平記』巻第三十七のアイキャッチ。京都攻略を協議する細川清氏・楠木正儀、盾列を進める南朝軍、近江へ退く足利義詮、京都へ入る南朝軍、佐々木道誉邸の酒肴、出家する尾張左衛門佐らを描く。

  1. 細川清氏・楠木正儀、京都攻略を計画する
  2. 足利義詮、京都を失い近江へ退く
  3. 南朝軍、京都を維持できず退去する
  4. 後光厳天皇の近江からの還幸と、細川清氏の四国渡航
  5. 大将を選ぶ道――漢楚が義帝を立てた故事
  6. 斯波氏頼、執事就任を退けられ出家遁世する
  7. 施眼行を退いた舎利弗、一角仙人、志賀寺上人
  8. 畠山国清(道誓)の反乱――楊国忠と安禄山の故事

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38巻|314章〜321章

彗星・旱魃と諸国の蜂起、九州・越中・摂津の戦い、畠山兄弟の逃亡、細川清氏の討ち死に、大元の宋征服説話を描く。

『太平記』巻第三十八のアイキャッチ。京都上空の彗星と客星、干上がった琵琶湖、九州へ向かう探題船団、畠山義深の唐櫃脱出、神崎の夜襲、深田で孤立して最期を迎える細川清氏を描く。

  1. 彗星と客星――干上がった琵琶湖に現れた橋と石道
  2. 諸国で宮方が蜂起する――直冬・山名・桃井の戦い
  3. 九州探題の下向――女を満載した出陣を笑われる
  4. 長者原の戦い――菊池軍、九州探題を高崎城へ追い込む
  5. 畠山兄弟、修禅寺城から脱出する――遊佐入道の忠節
  6. 細川清氏の討ち死に――西長尾城を使った細川頼之の計略
  7. 和田・楠木軍と箕浦次郎左衛門――神崎渡しの戦い
  8. 大元が宋を滅ぼした計略――武勇より勝る知謀

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39巻|322章〜333章

大内・山名・仁木の足利方帰参、東国の内戦、春日神木の入洛、高麗使節と海賊、蒙古襲来説話、光厳院法皇の行脚を描く。

『太平記』巻第三十九のアイキャッチ。春日神木の入洛、武蔵野の合戦、大原野の花見、高麗使節、蒙古襲来と干珠・満珠の説話、諸国を行脚する光厳院法皇、山中での荼毘を描く。

  1. 大内氏の降伏――善悪より富を重んじる世
  2. 山名時氏父子、足利方へ帰参する
  3. 仁木義長の降伏――かつての権臣の孤独
  4. 芳賀禅可の反乱――足利基氏、武蔵野で奮戦する
  5. 春日神木、京都へ入る――怪異と神訴
  6. 諸大名、斯波道朝を讒言する――佐々木道誉の大原野花見
  7. 春日神木、奈良へ帰る
  8. 高麗使節の来朝――日本海賊への抗議
  9. 大元軍の日本侵攻――神風と3700余社の加護
  10. 神功皇后の新羅征討――干珠・満珠と神々の軍勢
  11. 光厳院禅定法皇の行脚――帝位を捨て、山林へ入る
  12. 光厳院法皇の葬礼――山中の静かな荼毘

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40巻|334章〜339章

中殿御会、基氏の急死、南禅寺・園城寺の対立、最勝講での乱闘、義詮の死、細川頼之の管領就任を描く。

『太平記』巻第四十のアイキャッチ。宮中の中殿御会、不吉な天象と天龍寺火災、足利基氏・義詮の病死、最勝講で争う僧兵、幼い足利義満を補佐する細川頼之、朝日に包まれた終景を描く。

  1. 中殿御会――和歌と管絃の盛大な宮中宴
  2. 足利基氏の急死――関東の柱石が折れる
  3. 南禅寺と園城寺の対立――稚児殺害から始まった強訴
  4. 最勝講の場で南都・北嶺の僧兵が斬り合う
  5. 足利義詮の死――京都と鎌倉の両柱を失う
  6. 細川頼之、西国から上洛して管領となる

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『太平記』の主な時代と出来事

物語は、鎌倉幕府末期の後醍醐天皇による倒幕計画から始まる。正中の変・元弘の乱、笠置山・赤坂城・千早城の戦いを経て、足利尊氏の離反、新田義貞の鎌倉攻め、北条氏滅亡へ進む。

その後は、建武政権の混乱、護良親王と足利氏の対立、中先代の乱、箱根・竹ノ下、湊川、金ヶ崎、四條畷などの戦いが続く。後醍醐天皇が吉野へ移ると、朝廷は南朝と北朝へ分かれ、全国の武士を巻き込む長い内戦となる。

物語後半では、高師直と足利直義の対立から観応の擾乱が起こり、尊氏・直義・義詮・直冬・南朝・山名氏・新田一族などが複雑に争う。さらに、地震・津波・飢饉、寺社の強訴、高麗使節、光厳院法皇の行脚、足利基氏・義詮の死が描かれ、細川頼之が幼い足利義満を補佐するところで物語は結ばれる。


注意事項

『太平記』は、南北朝時代の重要な出来事を伝える軍記物語だが、すべてを同時代の客観的記録として扱えるわけではない。軍勢の人数、人物の会話、夢・神託・怨霊・天狗・神仏の奇瑞、中国やインドの故事には、文学的な脚色や作者の価値判断が含まれる。

この現代語訳では『太平記』本文の叙述を残しつつ、一般的な歴史研究や同時代史料と食い違う場合は各巻で区別して注記している。歴史上の事実を詳しく確認する場合は、同時代の古文書・日記・公家記録などとの照合が必要となる。

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