「さ・し・す・せ・そ」から始まる四字熟語を、五十音順にまとめています。
小学校・中学校の基礎的な四字熟語から、高校3年生程度までに覚えておきたい四字熟語を中心に、読み方・意味・例文を掲載しています。社会人の語彙の確認や学び直しにも活用してください。
さ
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 斎戒沐浴 | さいかいもくよく | 神仏への祭事などを前に、飲食や行動を慎み、体を洗って心身を清めること。 | 重要な神事を執り行う前に、関係者は斎戒沐浴して心身を清めた。 |
| 歳寒三友 | さいかんさんゆう | 寒さに耐える松・竹・梅など、冬の代表的な三つの植物。東洋画の画題としても用いられる。 | 掛け軸には松・竹・梅を配した歳寒三友が描かれていた。 |
| 才気煥発 | さいきかんぱつ | 優れた才能や頭の働きが、外にはっきりと現れていること。 | 彼女は若手ながら才気煥発で、会議でも次々と新しい案を提示する。 |
| 再三再四 | さいさんさいし | 同じことを何度も繰り返すこと。たびたび。 | 提出期限について再三再四連絡したが、結局期日までに回答はなかった。 |
| 才子佳人 | さいしかじん | 才能のある男性と美しい女性。また、才知ある男女の取り合わせ。 | 古典文学には、才子佳人の恋愛を題材にした作品が数多く見られる。 |
| 才色兼備 | さいしょくけんび | 優れた才能と美しい容姿の両方を備えていること。伝統的には主に女性についていう。 | 彼女は当時、才色兼備の人物として広く知られていた。 |
| 祭政一致 | さいせいいっち | 宗教的な祭祀と政治とが一体となって行われること。 | 古代社会では、祭政一致の形で政治が行われることも少なくなかった。 |
| 採長補短 | さいちょうほたん | 他人や他のものの長所を取り入れ、自分の短所や不足を補うこと。 | 他社の優れた仕組みも参考にし、採長補短の姿勢で業務改善を進めた。 |
| 才徳兼備 | さいとくけんび | 優れた才能と立派な人徳の両方を備えていること。 | 組織の責任者には、能力だけでなく才徳兼備の人物が望まれる。 |
| 西方浄土 | さいほうじょうど | 仏教で、西方にあるとされる阿弥陀仏の極楽浄土。 | 平安時代には、西方浄土への往生を願う信仰が広く人々に受け入れられた。 |
| 左顧右眄 | さこうべん | 周囲の意見や様子を気にして、なかなか自分の態度や判断を決められないこと。 | 責任者が左顧右眄している間に、競合企業は次の戦略を実行に移した。 |
| 沙羅双樹 | さらそうじゅ | 仏教で重要視される沙羅の木。釈迦が亡くなった際、その四方に二本ずつ生えていたとされる。 | 『平家物語』冒頭の「沙羅双樹」は、盛者必衰を象徴するものとして知られている。 |
| 三寒四温 | さんかんしおん | 冬に寒い日が数日続いた後、暖かい日が数日続き、その周期を繰り返す気候現象。 | 三寒四温を繰り返しながら、季節は少しずつ移り変わっていく。 |
| 三綱五常 | さんこうごじょう | 儒教で、人間関係の基本となる三つの道と、仁・義・礼・智・信という五つの徳目。 | 中国の伝統的な倫理思想を学ぶうえで、三綱五常は重要な概念である。 |
| 残酷非道 | ざんこくひどう | 思いやりがなく残酷で、人としての道に外れていること。 | 無抵抗の人々を意図的に傷つける残酷非道な行為は、決して正当化できない。 |
| 三三五五 | さんさんごご | 人々が三人、五人というように、少人数ずつまとまっている様子。 | 研修が終わると、参加者は三三五五、会場を後にした。 |
| 三思後行 | さんしこうこう | 何度も十分に考えたうえで行動すること。 | 大きな投資を決める際には、三思後行の姿勢で慎重に判断したい。 |
| 山紫水明 | さんしすいめい | 山が美しくかすみ、川の水が澄んでいるような、美しい自然の景色。 | 山紫水明の地として知られるこの地域には、毎年多くの観光客が訪れる。 |
| 三者三様 | さんしゃさんよう | 三人いれば三人それぞれに、考え方ややり方が異なること。 | 同じ問題について意見を求めたところ、三者三様の回答が返ってきた。 |
| 三者鼎談 | さんしゃていだん | 三人が向かい合って話し合うこと。また、その形式の話し合い。 | 業界を代表する三人の専門家による三者鼎談が雑誌に掲載された。 |
| 斬新奇抜 | ざんしんきばつ | 発想や趣向などが非常に新しく、思いもよらないほど風変わりであること。 | その広告は斬新奇抜な発想で大きな注目を集めた。 |
| 三千世界 | さんぜんせかい | 仏教で、広大な宇宙全体を表す言葉。転じて、世の中全体。 | 三千世界を旅するような壮大な物語が、多くの読者を引きつけた。 |
| 残忍酷薄 | ざんにんこくはく | 人に対する思いやりがなく、非常に残酷で冷たいこと。 | 弱者を切り捨てる残忍酷薄な政策だとして、激しい批判が起こった。 |
| 残念無念 | ざんねんむねん | 非常に残念で、悔しくてたまらないこと。 | 長年準備してきた計画が直前で中止となり、担当者は残念無念と語った。 |
| 三拝九拝 | さんぱいきゅうはい | 何度も頭を下げて礼をしたり、必死に人へ頼み込んだりすること。 | 資金繰りが厳しい時期には、取引先に三拝九拝して支払い条件の変更をお願いしたこともあった。 |
| 賛否両論 | さんぴりょうろん | ある物事について、賛成と反対の両方の意見があること。 | 新しい制度の導入をめぐって社内では賛否両論があり、結論は次回の会議へ持ち越された。 |
| 三位一体 | さんみいったい | 三つの要素が一つのもののように結びつくこと。もとはキリスト教で、父・子・聖霊という三つの位格が唯一の神であるとする教義。 | 開発・製造・営業が三位一体となって、新製品の立ち上げを進めた。 |
| 三面六臂 | さんめんろっぴ | 三つの顔と六本の腕を持つ仏像の姿。転じて、一人で何人分もの仕事をするほど活躍すること。 | 人手不足の創業期には、社長自身が営業から経理まで三面六臂の活躍をした。 |
| 三令五申 | さんれいごしん | 同じ命令や注意を何度も繰り返し、丁寧に言い聞かせること。 | 情報管理の徹底については三令五申してきたにもかかわらず、再び同じ事故が起きた。 |
し
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 自学自習 | じがくじしゅう | 他人から教わることに頼らず、自分自身で学習すること。 | 資格試験に向けて、仕事の後に毎日一時間ずつ自学自習を続けている。 |
| 四角四面 | しかくしめん | 真四角であること。転じて、非常にまじめで堅苦しく、融通が利かないこと。 | 規則を四角四面に適用するだけでなく、事情に応じた柔軟な対応も必要だ。 |
| 自画自賛 | じがじさん | 自分で自分のことを褒めること。 | 自画自賛になるが、今回の企画はかなりよくできたと思う。 |
| 時期尚早 | じきしょうそう | 物事を行うには、まだ時期が早すぎること。 | 市場の状況を考えると、今すぐ海外へ進出するのは時期尚早だ。 |
| 色即是空 | しきそくぜくう | 仏教で、この世の形あるものには固定した実体がないということ。『般若心経』の言葉。 | 色即是空という考えは、物事への執着を離れる仏教思想を表している。 |
| 自給自足 | じきゅうじそく | 必要なものを自分で生産し、自分でまかなうこと。 | 山間部で野菜を育てながら、できるだけ自給自足に近い生活を送っている。 |
| 四苦八苦 | しくはっく | 仏教でいう人間のさまざまな苦しみ。転じて、非常に苦労すること。 | 初めて扱う機械の設定に四苦八苦した。 |
| 自己暗示 | じこあんじ | 自分自身にある考えを繰り返し言い聞かせ、それを信じ込ませること。 | 本番前に「大丈夫だ」と自己暗示をかけて緊張を和らげた。 |
| 試行錯誤 | しこうさくご | さまざまな方法を試し、失敗を重ねながら解決方法を見つけていくこと。 | 試行錯誤を重ねた結果、ようやく安定した製造条件を見つけた。 |
| 自業自得 | じごうじとく | 自分の行いの結果を、自分自身が受けること。 | 注意を無視して失敗したのだから、自業自得と言われても仕方がない。 |
| 自己嫌悪 | じこけんお | 自分自身を嫌い、情けなく思うこと。 | 同じ失敗を繰り返し、自己嫌悪に陥った。 |
| 事後承諾 | じごしょうだく | 物事を行った後になってから、関係者の承諾を得ること。 | 重要な契約を事後承諾で済ませるのは適切ではない。 |
| 自己顕示 | じこけんじ | 自分の存在や能力を必要以上に目立たせようとすること。 | 自己顕示ばかりが強い発言では、周囲の信頼を得にくい。 |
| 自己批判 | じこひはん | 自分自身の考えや行動を振り返り、その誤りや問題点を批判すること。 | プロジェクト終了後、自分たちの判断について自己批判を含めて検証した。 |
| 自己満足 | じこまんぞく | 自分自身だけが満足し、周囲の評価や事情を十分に考えないこと。 | 読者に伝わらなければ、どれほど凝った資料でも自己満足に終わってしまう。 |
| 自己矛盾 | じこむじゅん | 自分の言動や考えの中に、互いに食い違う部分があること。 | 自由を尊重すると言いながら他人の意見を認めないのは自己矛盾だ。 |
| 自作自演 | じさくじえん | 自分で作った作品を自分で演じること。転じて、自分で計画したことを自分で実行し、他人が関わったように見せることなど。 | 被害者を装っていたが、調査の結果、その騒動は自作自演だったことが分かった。 |
| 子子孫孫 | ししそんそん | 子や孫、そのまた子孫へと、末永く続くこと。 | この土地は子子孫孫まで大切に受け継いでいきたい。 |
| 事実無根 | じじつむこん | 事実に基づく根拠がまったくないこと。 | そのうわさは調査の結果、事実無根であることが判明した。 |
| 獅子奮迅 | ししふんじん | 獅子が激しく奮い立つように、猛烈な勢いで活躍すること。 | エース選手は獅子奮迅の活躍でチームを勝利へ導いた。 |
| 四捨五入 | ししゃごにゅう | 数値の端数を処理するとき、求める桁の次の数字が4以下なら切り捨て、5以上なら切り上げること。転じて、細かな部分を省いて大まかに捉えることにもいう。 | 調査結果の割合は、小数第二位を四捨五入して小数第一位まで表示した。 |
| 自縄自縛 | じじょうじばく | 自分の言動や決まりによって、自分自身が苦しい立場に陥ること。 | 厳しすぎる規則を自ら設けた結果、自縄自縛に陥っている。 |
| 紙上談兵 | しじょうだんぺい | 実際の経験を伴わず、机上で理屈だけを論じること。 | 現場を知らずに紙上談兵を重ねても、実際の問題は解決できない。 |
| 四書五経 | ししょごきょう | 儒教の基本的な九つの経典。四書と五経の総称。 | 江戸時代の儒学教育では、四書五経が重要な教材とされた。 |
| 自然淘汰 | しぜんとうた | 生物のうち環境に適したものが生き残り、適さないものが減っていくこと。 | ダーウィンの進化論では、自然淘汰が重要な考え方となっている。 |
| 時代錯誤 | じだいさくご | 時代の違いを取り違えること。転じて、現在の時代に合わない古い考えや行動。 | 今の職場でその慣習を当然と考えるのは、時代錯誤と言われかねない。 |
| 舌先三寸 | したさきさんずん | 心のこもらない口先だけの言葉。 | 舌先三寸の説明では、顧客の信頼を取り戻すことはできない。 |
| 七転八起 | しちてんはっき | 何度失敗してもくじけず、そのたびに立ち直って努力を続けること。 | 新商品の開発では何度も失敗したが、七転八起の精神で改良を重ね、ついに製品化に成功した。 |
| 七転八倒 | しちてんばっとう | 激しい苦痛や混乱のため、転げ回るほど苦しむこと。 | 突然の腹痛に襲われ、七転八倒の苦しみを味わった。 |
| 四通八達 | しつうはったつ | 道路や交通路が四方八方へ通じていること。 | この都市は鉄道と幹線道路が四通八達しており、物流の拠点となっている。 |
| 質疑応答 | しつぎおうとう | 質問をし、それに答えること。 | 講演後に三十分ほど質疑応答の時間が設けられた。 |
| 質実剛健 | しつじつごうけん | 飾り気がなく誠実で、心身ともに強くたくましいこと。 | 同校は質実剛健を教育方針の一つとして掲げている。 |
| 質素倹約 | しっそけんやく | ぜいたくをせず、つつましく生活して、無駄な出費をできるだけ抑えること。 | 創業当初は質素倹約を心がけ、必要な設備への投資を最優先した。 |
| 叱咤激励 | しったげきれい | 強い言葉で励まし、奮い立たせること。 | 監督は選手たちを叱咤激励して最後まで諦めないよう促した。 |
| 十中八九 | じっちゅうはっく | 十のうち八、九ほど。ほとんど確実であること。 | この空模様なら、十中八九午後には雨が降るだろう。 |
| 疾風迅雷 | しっぷうじんらい | 激しい風と雷のように、非常に素早く激しいこと。 | 競合他社に先んじるため、疾風迅雷の勢いで新製品を投入した。 |
| 失望落胆 | しつぼうらくたん | 望みを失い、ひどくがっかりすること。 | 採用されなかった知らせを受け、一時は失望落胆した。 |
| 士農工商 | しのうこうしょう | 武士・農民・職人・商人を並べた語。江戸時代の主要な身分・職分を表す言葉として用いられたが、農・工・商が単純な固定的上下序列を構成していたとみなすのは適切ではない。 | 江戸時代の社会を説明する際には、士農工商という語だけで身分秩序全体を単純化しない注意が必要だ。 |
| 雌伏雄飛 | しふくゆうひ | 将来の活躍に備えて力を蓄え、時機が来れば大いに活躍すること。 | 数年間の雌伏を経て、新しい分野で雄飛する機会を得た。 |
| 四分五裂 | しぶんごれつ | いくつにも分裂し、まとまりを失うこと。 | 方針をめぐる対立によって組織は四分五裂した。 |
| 自暴自棄 | じぼうじき | 思いどおりにならないため、やけになって自分を粗末に扱うこと。 | 一度の失敗で自暴自棄にならず、原因を冷静に振り返ることが大切だ。 |
| 四方八方 | しほうはっぽう | あらゆる方向。あちらこちら。 | 行方不明になった犬を四方八方探し回った。 |
| 四面楚歌 | しめんそか | 周囲を敵や反対者に囲まれ、味方がいない孤立した状態。 | 支持者まで離反し、指導者は四面楚歌の状態となった。 |
| 自問自答 | じもんじとう | 自分で自分に問いかけ、自分で答えながら考えること。 | 本当にこの選択でよいのか、何度も自問自答した。 |
| 杓子定規 | しゃくしじょうぎ | 一つの決まりや基準にとらわれ、融通を利かせず物事を処理すること。 | 事情を考えず杓子定規に規則を適用すると、かえって不公平になる場合がある。 |
| 弱肉強食 | じゃくにくきょうしょく | 弱い者が強い者の犠牲となり、強い者が生き残ること。 | 市場を単純な弱肉強食の世界とみなすだけでは、企業間の協力関係を説明できない。 |
| 遮二無二 | しゃにむに | 後先を考えず、がむしゃらに物事を行うこと。 | 締め切りに間に合わせるため、遮二無二作業を続けた。 |
| 縦横無尽 | じゅうおうむじん | 思うまま自由自在に振る舞うこと。 | ベテラン選手は縦横無尽にコートを駆け回った。 |
| 自由闊達 | じゆうかったつ | 心が広く、物事にこだわらず、自由でのびのびしていること。 | 自由闊達な議論ができる職場づくりを目指している。 |
| 終始一貫 | しゅうしいっかん | 初めから終わりまで、態度や方針などが変わらないこと。 | 彼は終始一貫して安全性を最優先する立場を取った。 |
| 自由自在 | じゆうじざい | 自分の思うままに、何の制約もなく行うこと。 | 新しいソフトを使えば、図形を自由自在に配置できる。 |
| 周章狼狽 | しゅうしょうろうばい | ひどく慌てふためき、うろたえること。 | 突然の停電に周章狼狽したが、すぐに非常用電源へ切り替えた。 |
| 衆人環視 | しゅうじんかんし | 多くの人が取り囲んで見ていること。 | 衆人環視の中で行われたため、不正を働く余地はほとんどなかった。 |
| 十全十美 | じゅうぜんじゅうび | 少しの欠点もなく、完全であること。 | 十全十美な制度は存在しないため、運用しながら改善していく必要がある。 |
| 秋霜烈日 | しゅうそうれつじつ | 秋の霜や夏の強い日差しのように、刑罰や態度などが非常に厳しいこと。 | 不正に対しては秋霜烈日の姿勢で臨む方針が示された。 |
| 周知徹底 | しゅうちてってい | 情報や決まりなどを、関係者全員によく知らせ、完全に理解させること。 | 新しい安全基準を全社員に周知徹底する必要がある。 |
| 十人十色 | じゅうにんといろ | 人によって好みや考え方がそれぞれ異なること。 | 働き方への考えは十人十色なので、一つの制度ですべてに対応するのは難しい。 |
| 十年一昔 | じゅうねんひとむかし | 十年もたてば、世の中の様子が大きく変わり、昔のことになるということ。 | 十年一昔というが、この十年間で通信技術は大きく進歩した。 |
| 自由奔放 | じゆうほんぽう | 世間の慣習などにとらわれず、自分の思うままに振る舞うこと。 | 彼の自由奔放な発想から、これまでにない商品が生まれた。 |
| 重厚長大 | じゅうこうちょうだい | 大きく、重く、厚く、長いこと。転じて、大規模な設備や資源を必要とする産業・製品の性質。 | かつての製造業では、重厚長大型の産業が経済成長を支えた。 |
| 主客転倒 | しゅかくてんとう | 本来重要なものと従属的なものとの関係が逆になること。 | 資料作成そのものが目的になり、調査がおろそかになるのは主客転倒だ。 |
| 熟読玩味 | じゅくどくがんみ | 文章を十分に読み込み、その内容や意味をよく味わうこと。 | 古典は一度読むだけでなく、熟読玩味することで理解が深まる。 |
| 熟慮断行 | じゅくりょだんこう | 十分に考え抜いたうえで、思い切って実行すること。 | 重要な投資だからこそ、熟慮断行の姿勢が求められる。 |
| 取捨選択 | しゅしゃせんたく | 必要なものを選び取り、不必要なものを捨てること。 | 大量の情報から信頼できるものを取捨選択する能力が必要だ。 |
| 種種雑多 | しゅじゅざった | さまざまな種類のものが入り交じっていること。 | 会場には種種雑多な商品が並んでいた。 |
| 守株待兎 | しゅしゅたいと | 古い経験や偶然の成功に固執し、状況の変化に対応しないこと。 | 過去の成功例だけに頼る守株待兎の姿勢では、市場の変化についていけない。 |
| 酒池肉林 | しゅちにくりん | 酒を池のようにたたえ、肉を林のようにつるすほどの、非常にぜいたくな宴会。 | 権力者が酒池肉林の宴にふける様子が物語の中で描かれている。 |
| 出処進退 | しゅっしょしんたい | 官職に就くこと、退くこと、身の処し方。転じて、自分の立場についての身の振り方。 | 責任者として、自らの出処進退を明らかにすべき時だ。 |
| 首尾一貫 | しゅびいっかん | 初めから終わりまで、考えや方針などが変わらず筋が通っていること。 | 彼の説明は首尾一貫しており、主張に矛盾がなかった。 |
| 純真無垢 | じゅんしんむく | 心が清らかで、邪念やけがれがないこと。 | 子どもの純真無垢な質問に、大人たちは思わず考え込んだ。 |
| 春風駘蕩 | しゅんぷうたいとう | 春風が穏やかに吹く様子。転じて、人柄や態度が温和でのんびりしていること。 | 先生は春風駘蕩とした人柄で、生徒から慕われていた。 |
| 順風満帆 | じゅんぷうまんぱん | 追い風を受けて帆船が順調に進むように、物事が非常に順調に進むこと。 | 新事業は開始当初から順風満帆に進んだ。 |
| 上意下達 | じょういかたつ | 上位の者の命令や意思を、下位の者へ伝えること。 | 上意下達だけの組織では、現場の意見が経営層へ届きにくい。 |
| 証拠隠滅 | しょうこいんめつ | 不正や犯罪などの証拠を消したり隠したりすること。 | 記録を削除した行為が、証拠隠滅に当たる可能性が指摘された。 |
| 笑止千万 | しょうしせんばん | 非常にばかばかしく、笑うにも値しないほど愚かなこと。 | 根拠もなく専門家を名乗るとは笑止千万だ。 |
| 盛者必衰 | じょうしゃひっすい | 栄えている者も、いつか必ず衰えるということ。 | 『平家物語』の冒頭は、盛者必衰という無常観を象徴している。 |
| 生者必滅 | しょうじゃひつめつ | 生あるものは、いつか必ず死ぬということ。 | 生者必滅という仏教的な無常観は、中世文学に大きな影響を与えた。 |
| 情状酌量 | じょうじょうしゃくりょう | 事情や動機などを考慮して、処罰や評価を軽くすること。 | 裁判では事件に至った事情も踏まえ、情状酌量の余地が検討された。 |
| 正真正銘 | しょうしんしょうめい | 偽りや混じり気がなく、本物であること。 | これは正真正銘の江戸時代の史料だ。 |
| 少壮気鋭 | しょうそうきえい | 年若く、意気込みが盛んで将来有望なこと。また、そのような人。 | 少壮気鋭の研究者たちが新しい研究チームに集まった。 |
| 祥月命日 | しょうつきめいにち | 故人が亡くなった月日と同じ月日。 | 毎年、祖父の祥月命日には家族で墓参りをしている。 |
| 常套手段 | じょうとうしゅだん | いつも決まって使われる方法や手段。 | 値引きを強調して購入を急がせるのは、販売でよく使われる常套手段だ。 |
| 枝葉末節 | しようまっせつ | 物事の本質から外れた、細かく重要でない部分。 | 枝葉末節の議論に時間を使わず、まず根本的な問題を確認しよう。 |
| 生老病死 | しょうろうびょうし | 仏教で、生まれること、老いること、病むこと、死ぬことという人間の四つの苦しみ。 | 生老病死は、人間が避けることのできない根本的な苦しみとされる。 |
| 諸行無常 | しょぎょうむじょう | この世のすべてのものは絶えず変化し、永遠に同じ状態ではないという仏教の教え。 | 『平家物語』には諸行無常の思想が色濃く表れている。 |
| 初志貫徹 | しょしかんてつ | 最初に決めた志や目標を、最後まで変えずにやり通すこと。 | 困難が続いても初志貫徹し、研究を完成させた。 |
| 諸子百家 | しょしひゃっか | 中国の春秋戦国時代に現れた、さまざまな思想家や学派の総称。 | 儒家や道家、法家などは諸子百家を代表する思想集団である。 |
| 諸説紛紛 | しょせつふんぷん | さまざまな説や意見が入り乱れて、まとまらないこと。 | 事件の原因については諸説紛紛で、まだ結論は出ていない。 |
| 職権濫用 | しょっけんらんよう | 職務上与えられた権限を、本来の目的を外れて不当に使うこと。 | 私的な利益のために権限を使えば、職権濫用と批判される。 |
| 白河夜船 | しらかわよふね | よく知らないことを、知っているふりをすること。また、ぐっすり眠っていて何も気づかないこと。「しらかわよぶね」もあり、「白川」「夜舟」など異表記もある。 | 現地を見てもいないのに詳しいふりをして話せば、白河夜船だと見抜かれてしまう。 |
| 自力更生 | じりきこうせい | 他人の援助だけに頼らず、自分の力で立て直し、向上すること。 | 経営危機から脱するため、外部支援だけに頼らず自力更生を目指した。 |
| 私利私欲 | しりしよく | 自分だけの利益や欲望。 | 私利私欲のために公的な権限を利用してはならない。 |
| 支離滅裂 | しりめつれつ | 話や文章などに筋道がなく、ばらばらでまとまりがないこと。 | 説明が支離滅裂で、何を主張したいのか分からなかった。 |
| 思慮分別 | しりょふんべつ | 物事をよく考え、善悪や道理を判断すること。 | 責任ある立場には、十分な思慮分別が求められる。 |
| 四六時中 | しろくじちゅう | 一日中。いつでも。 | 仕事のことを四六時中考えていては、十分に休むことができない。 |
| 人海戦術 | じんかいせんじゅつ | 多数の人員を投入し、人の数によって目的を達成しようとする方法。 | 手作業による確認に大量の人員を投入する人海戦術で対応した。 |
| 心願成就 | しんがんじょうじゅ | 心から願っていたことが実現すること。 | 長年目指していた資格に合格し、ようやく心願成就となった。 |
| 心機一転 | しんきいってん | あることをきっかけに気持ちを切り替え、新たな気持ちになること。 | 転職を機に心機一転し、新しい仕事に取り組んでいる。 |
| 人権蹂躙 | じんけんじゅうりん | 人間が持つ基本的な権利を、乱暴に踏みにじり侵害すること。 | 不当な拘束は重大な人権蹂躙として問題になった。 |
| 深山幽谷 | しんざんゆうこく | 人里離れた深い山と静かな谷。 | 深山幽谷を思わせる山奥に、古い寺院が建っている。 |
| 真実一路 | しんじついちろ | 真実だけを求め、ひたすら誠実に生きること。 | 真実一路を信条として、偽りのない仕事を続けてきた。 |
| 人事不省 | じんじふせい | 意識を失い、周囲のことが分からなくなること。 | 倒れた男性は人事不省の状態で病院へ搬送された。 |
| 進取果敢 | しんしゅかかん | 自ら進んで新しいことに取り組み、思い切って実行すること。 | 変化の速い業界では、進取果敢な経営姿勢が求められる。 |
| 神出鬼没 | しんしゅつきぼつ | 鬼神のように、突然現れたり消えたりして所在がつかめないこと。 | その人物は神出鬼没で、いつどこに現れるのか誰にも分からなかった。 |
| 尋常一様 | じんじょういちよう | ごく普通で、特に変わったところがないこと。多くは否定の形で使う。 | 今回の損害額は尋常一様ではなく、抜本的な対策が必要だ。 |
| 信賞必罰 | しんしょうひつばつ | 功績のある者には必ず賞を与え、罪を犯した者には必ず罰を与えること。 | 組織運営では信賞必罰を明確にし、公平性を保つことが重要だ。 |
| 針小棒大 | しんしょうぼうだい | 小さなことを大げさに言い立てること。 | 小さな失敗を針小棒大に取り上げて批判するのは適切ではない。 |
| 新進気鋭 | しんしんきえい | 新しくその分野に現れ、意気込みが盛んで将来を期待されること。また、そのような人。 | 新進気鋭の研究者が国際的な賞を受賞した。 |
| 人跡未踏 | じんせきみとう | これまで人が足を踏み入れたことのない場所。 | 調査隊は人跡未踏の山岳地帯へ入った。 |
| 尽善尽美 | じんぜんじんび | 善も美も極め、完全で申し分がないこと。 | 技術面だけでなくデザインにもこだわり、尽善尽美を目指した。 |
| 深層心理 | しんそうしんり | 普段は本人にも意識されにくい、心の深い部分にある心理。 | 消費者の深層心理を分析し、広告表現を見直した。 |
| 迅速果断 | じんそくかだん | 素早く判断し、思い切って実行すること。 | 緊急時には迅速果断な意思決定が必要となる。 |
| 進退両難 | しんたいりょうなん | 進むことも退くことも難しく、どちらを選んでも困る状態。 | 撤退すれば損失が確定し、継続しても赤字が増えるため、進退両難に陥った。 |
| 新陳代謝 | しんちんたいしゃ | 古いものが新しいものに次々と入れ替わること。生物学では、体内で物質を取り込み変化させ、不要なものを排出する働き。 | 組織の新陳代謝を促すため、若手を積極的に登用している。 |
| 神仏混交 | しんぶつこんこう | 日本で、神道と仏教の信仰や思想が混じり合うこと。 | 神仏混交は、日本の宗教史を理解するうえで重要な特徴の一つである。 |
| 深謀遠慮 | しんぼうえんりょ | 将来まで見通して、深く周到に考えること。 | 短期的な利益だけでなく、深謀遠慮に基づいた経営判断が求められる。 |
| 人面獣心 | じんめんじゅうしん | 人の顔をしていながら、心は獣のように残酷で人情がないこと。 | 弱者を平然と虐待する行為は、人面獣心と非難されても仕方がない。 |
| 森羅万象 | しんらばんしょう | 宇宙に存在するあらゆるものや現象。 | 古代の人々は森羅万象に神の存在を感じた。 |
す
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 酔眼朦朧 | すいがんもうろう | 酒に酔って、目つきや意識がぼんやりとしている様子。 | 宴会の終盤には酔眼朦朧となっている人もいたため、幹事が帰宅手段を確認した。 |
| 酔生夢死 | すいせいむし | 何をするでもなく、夢を見ているようにぼんやりと一生を過ごすこと。 | 目標も持たず酔生夢死の日々を送るのではなく、自分なりの課題を持って仕事に取り組みたい。 |
| 水天一碧 | すいてんいっぺき | 水面と空とが一続きの青色に見えるほど、澄み渡っている美しい景色。 | 展望台から眺める海は水天一碧で、水平線まで青く澄み渡っていた。 |
| 水平思考 | すいへいしこう | 既存の前提や常識にとらわれず、発想を横に広げて新しい解決策を考える方法。 | 従来のやり方だけでは解決できない問題なので、水平思考で新しい案を考えてみよう。 |
| 随波逐流 | ずいはちくりゅう | 自分の考えを持たず、世間の流れや他人の意見にそのまま従うこと。 | 周囲が賛成しているからという理由だけで随波逐流するのではなく、自分でも根拠を確認すべきだ。 |
| 頭寒足熱 | ずかんそくねつ | 頭を涼しくし、足を暖かくすること。昔から健康によいとされる状態。 | 冬場は暖房を強くしすぎず、頭寒足熱を意識して足元を暖めている。 |
| 頭脳明晰 | ずのうめいせき | 頭の働きが鋭く、物事を明確に理解し判断できること。 | 彼は頭脳明晰で、複雑な資料から短時間で問題点を見つけ出した。 |
| 寸借詐欺 | すんしゃくさぎ | 少額の金を借りるふりをして、返す意思がないのに金銭をだまし取る詐欺。 | 交通費が足りないなどと声をかける寸借詐欺には、十分注意する必要がある。 |
| 寸進尺退 | すんしんしゃくたい | 少し進んでは大きく後退すること。得るものより失うものの方が多いこと。 | 小さな改善のために大きな混乱を招いては、寸進尺退になりかねない。 |
| 寸善尺魔 | すんぜんしゃくま | わずかなよいことに対して、大きな妨げや災いが起こること。よいことには邪魔が入りやすいというたとえ。 | 新事業が軌道に乗り始めた矢先に大きな問題が発生し、寸善尺魔という言葉を思わせる状況となった。 |
| 寸歩不離 | すんぽふり | 少しの間も離れず、常に付き従っていること。 | 新任担当者には最初の数日間、経験者が寸歩不離で付き添って業務を教えた。 |
せ
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 生気溌剌 | せいきはつらつ | 元気や活力にあふれ、生き生きとしている様子。 | 新しく加わった若手社員たちは生気溌剌として、職場に活気をもたらした。 |
| 臍下丹田 | せいかたんでん | へその下あたりにあるとされる、心身の力が集まる場所。 | 緊張したときは臍下丹田を意識し、ゆっくり呼吸すると落ち着きやすい。 |
| 星火燎原 | せいかりょうげん | 小さな火でも広野を焼き尽くす大火になることから、小さなものが急速に大きな勢力へ発展すること。 | 小さな市民運動が星火燎原の勢いで全国へ広がった。 |
| 晴耕雨読 | せいこううどく | 晴れた日は畑を耕し、雨の日は読書をするという、自然に従った悠々自適な生活。 | 退職後は地方へ移り、晴耕雨読の生活を送りたいと考えている。 |
| 生殺与奪 | せいさつよだつ | 生かすこと、殺すこと、与えること、奪うこと。転じて、他人の運命を自由に左右できるほど強い権力。 | 一人の上司が部下の生殺与奪を握るような人事制度は健全とはいえない。 |
| 静寂閑雅 | せいじゃくかんが | 静かで落ち着きがあり、上品な趣があること。 | 山中の寺院には静寂閑雅な雰囲気が漂っていた。 |
| 清浄無垢 | せいじょうむく | 清らかで、汚れやけがれがまったくないこと。 | 白い花は清浄無垢を象徴するものとして描かれている。 |
| 聖人君子 | せいじんくんし | 知徳に優れ、人格が立派な理想的人物。 | 誰もが聖人君子ではない以上、制度は人間の弱さも考慮して設計すべきだ。 |
| 誠心誠意 | せいしんせいい | 打算や偽りのない真心をもって、物事に取り組むこと。 | 不手際について誠心誠意説明し、顧客の理解を求めた。 |
| 精神統一 | せいしんとういつ | 心を一つのことに集中し、雑念を取り除くこと。 | 本番前に数分間静かに座り、精神統一してから会場へ入った。 |
| 正々堂々 | せいせいどうどう | 態度や手段が正しく立派で、卑怯なところがないこと。 | 競争する以上、正々堂々と製品やサービスの質で勝負したい。 |
| 生々流転 | せいせいるてん | 万物が絶えず生まれ、変化し続けること。「しょうじょうるてん」とも読む。 | 社会も企業も生々流転し、永遠に同じ状態であり続けることはない。 |
| 贅沢三昧 | ぜいたくざんまい | 思う存分ぜいたくをすること。 | 一時的に成功したからといって贅沢三昧の生活を続ければ、資産を失うこともある。 |
| 青天白日 | せいてんはくじつ | 青空と輝く太陽。転じて、心にやましいところがないことや、疑いが晴れて潔白が明らかになること。 | 再調査によって疑いが晴れ、ようやく青天白日の身となった。 |
| 正当防衛 | せいとうぼうえい | 自分や他人の権利を守るため、差し迫った不当な侵害に対してやむを得ず行う防衛行為。 | 危険から身を守る行為であっても、すべてが正当防衛になるとは限らない。 |
| 清風明月 | せいふうめいげつ | 清らかな風と明るい月。美しく風雅な自然の景色。 | 山荘では夜になると、清風明月を楽しむことができた。 |
| 生離死別 | せいりしべつ | 生きたまま離れ離れになることと、死によって永遠に別れること。人とのつらい別れ。 | 戦争は多くの家族に生離死別の悲しみをもたらした。 |
| 勢力伯仲 | せいりょくはくちゅう | 双方の勢力や実力がほぼ同じで、優劣をつけにくいこと。 | 両社は国内市場で勢力伯仲し、激しい競争を続けている。 |
| 清廉潔白 | せいれんけっぱく | 心や行いが清く正しく、私欲や不正がないこと。 | 公職にある人物には、清廉潔白な姿勢が強く求められる。 |
| 責任転嫁 | せきにんてんか | 自分が負うべき責任を、他人や別の原因になすりつけること。 | 部下に責任転嫁するのではなく、管理者として自分の判断を検証すべきだ。 |
| 是々非々 | ぜぜひひ | よいことはよい、悪いことは悪いとして、立場にとらわれず公平に判断すること。 | 政策については政党名だけで判断せず、是々非々の姿勢で評価したい。 |
| 雪月風花 | せつげつふうか | 雪・月・風・花など、四季折々の美しい自然。また、それを題材に詩歌を楽しむこと。 | 古典文学には雪月風花を題材にした作品が数多く残されている。 |
| 切磋琢磨 | せっさたくま | 仲間同士が励まし合い競い合って、学問や技術、人間性などを向上させること。 | 若手社員同士が切磋琢磨することで、チーム全体の技術力も向上した。 |
| 切歯扼腕 | せっしやくわん | 歯ぎしりして腕を握り締めるほど、激しく怒ったり悔しがったりすること。 | わずかな差で契約を逃した担当者は、切歯扼腕して次回の雪辱を誓った。 |
| 絶体絶命 | ぜったいぜつめい | どうしても逃れることのできない、追い詰められた状態。 | 資金も時間も尽き、会社は絶体絶命の危機に直面した。 |
| 是非曲直 | ぜひきょくちょく | 正しいことと間違っていること。物事の善悪や正邪。 | 感情に流されず、まず是非曲直を明らかにする必要がある。 |
| 浅学非才 | せんがくひさい | 学問や知識が浅く、才能も乏しいこと。多く自分をへりくだっていう。 | 浅学非才の身ではありますが、できる限り調査して報告いたします。 |
| 先義後利 | せんぎこうり | 利益を得ることよりも、まず道義や正しい行いを優先すること。 | 長期的な信頼を築くには、目先の利益より先義後利を重んじる姿勢が大切だ。 |
| 千客万来 | せんきゃくばんらい | 多くの客が次々と訪れ、絶えないこと。 | 開店初日は千客万来となり、店内は一日中にぎわった。 |
| 千軍万馬 | せんぐんばんば | 多くの兵士と軍馬。転じて、数多くの経験を積み、世慣れていること。 | 千軍万馬の経験を持つ営業部長だけに、難しい交渉でも動じなかった。 |
| 浅見短慮 | せんけんたんりょ | 考えが浅く、先のことまで十分に考えていないこと。 | 目先の費用だけで設備投資を中止するのは、浅見短慮になりかねない。 |
| 前後不覚 | ぜんごふかく | 正常な意識や判断力を失い、自分の前後さえ分からなくなるほどの状態。 | 疲労が重なり、帰宅すると前後不覚になるほど眠り込んだ。 |
| 潜在意識 | せんざいいしき | 普段は自覚していないが、心の奥に存在して行動などに影響を与える意識。 | 広告は消費者の潜在意識にも働きかけるよう設計されることがある。 |
| 千載一遇 | せんざいいちぐう | 千年に一度というほど、めったにない絶好の機会。 | 世界的な研究者から直接学べる千載一遇の機会を逃す手はない。 |
| 千差万別 | せんさばんべつ | さまざまな違いがあり、一つとして同じではないこと。 | 顧客が求める条件は千差万別なので、柔軟な対応が必要だ。 |
| 千思万考 | せんしばんこう | 何度も繰り返し、あれこれ深く考えること。 | 将来への影響を千思万考した末、事業から撤退する決断を下した。 |
| 千紫万紅 | せんしばんこう | 色とりどりの花が咲き乱れていること。また、多くの美しい色彩。 | 春の庭園には花々が咲き、千紫万紅の景色が広がっていた。 |
| 全身全霊 | ぜんしんぜんれい | 体力と精神力のすべて。持てる力のすべて。 | このプロジェクトの成功に向け、全身全霊で取り組む覚悟だ。 |
| 千辛万苦 | せんしんばんく | さまざまな苦労や困難を経験すること。 | 千辛万苦の末に完成させた製品だけに、開発者の喜びも大きかった。 |
| 前人未到 | ぜんじんみとう | これまで誰も到達したことがないこと。また、誰も成し遂げていない領域に達すること。 | 研究チームは前人未到の記録に挑戦している。 |
| 先制攻撃 | せんせいこうげき | 相手より先に攻撃を開始すること。 | 相手側の先制攻撃によって、戦況は一気に緊迫した。 |
| 戦々恐々 | せんせんきょうきょう | 恐怖や不安のため、おびえてびくびくしている様子。 | 大規模な組織再編が発表され、社員たちは戦々恐々として結果を待っていた。 |
| 前代未聞 | ぜんだいみもん | これまで一度も聞いたことがないほど、非常に珍しいこと。 | 大会史上初めて全試合が中止となる前代未聞の事態となった。 |
| 先知先覚 | せんちせんがく | 世間の人より早く物事の道理や将来の動きを見抜くこと。また、そのような人。 | 将来の市場変化を早くから予測した彼には、先知先覚の明があった。 |
| 全知全能 | ぜんちぜんのう | すべてを知り、何でも行うことができる完全な知恵と能力。 | どれほど優秀な経営者でも全知全能ではなく、専門家の意見を聞く必要がある。 |
| 先手必勝 | せんてひっしょう | 相手より先に行動すれば、有利になり勝ちやすいということ。 | 成長市場では先手必勝と考え、競合より早く新製品を投入した。 |
| 前途多難 | ぜんとたなん | これから先に多くの困難が予想されること。 | 計画は承認されたものの、資金や人員の問題が残り前途多難である。 |
| 前途有望 | ぜんとゆうぼう | 将来に大きな期待や見込みがあること。 | 彼は若いながら高い技術力を持つ前途有望な研究者だ。 |
| 前途洋々 | ぜんとようよう | 将来が大きく開け、希望に満ちていること。 | 新たな門出を迎えた二人の前途洋々たる未来を願った。 |
| 善男善女 | ぜんなんぜんにょ | 仏教を信仰する善良な男女。転じて、一般の善良な人々。 | 初詣には多くの善男善女が寺社を訪れた。 |
| 千篇一律 | せんぺんいちりつ | 多くのものがどれも同じ調子で変化がなく、面白みに欠けること。 | どの広告も似た表現ばかりで、千篇一律な印象を受けた。 |
| 千変万化 | せんぺんばんか | 物事が次々とさまざまに変化すること。 | 市場環境は千変万化するため、過去の成功法則だけには頼れない。 |
| 先憂後楽 | せんゆうこうらく | 人々より先に世の中のことを心配し、人々が楽しんだ後で自分も楽しむという、為政者の心構え。 | 公職に就く者には、先憂後楽の精神が求められる。 |
| 善隣友好 | ぜんりんゆうこう | 近隣の国や地域と、互いに良好で友好的な関係を築くこと。 | 長期的な地域の安定には、近隣諸国との善隣友好が欠かせない。 |
そ
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 粗衣粗食 | そいそしょく | 粗末な衣服を着て、質素な食事をすること。質素な生活のたとえ。 | 若い頃は粗衣粗食に耐えながら、事業の立ち上げに資金を集中させた。 |
| 創意工夫 | そういくふう | 新しい考えを生み出し、よりよい方法を工夫すること。 | 限られた予算の中でも創意工夫を重ね、作業効率を大幅に改善した。 |
| 創業守成 | そうぎょうしゅせい | 事業を新しく始めることと、築き上げた事業を守り維持すること。 | 会社を興す創業だけでなく、それを長く維持する守成も難しく、創業守成には異なる能力が求められる。 |
| 相互扶助 | そうごふじょ | 互いに助け合い、支え合うこと。 | 災害時には地域住民による相互扶助が大きな力となった。 |
| 相思相愛 | そうしそうあい | 男女などが互いに相手を愛していること。転じて、双方が互いに好意を持っていること。 | 両社の思惑が一致した相思相愛の提携として、交渉は順調に進んだ。 |
| 騒人墨客 | そうじんぼっかく | 詩や文章を作る風流な文人や詩人。 | 古くから多くの騒人墨客がこの土地を訪れ、その風景を詩歌に残してきた。 |
| 相即不離 | そうそくふり | 二つのものが密接に関係し、区別はできても切り離すことができないこと。 | 権利と責任は相即不離の関係にあり、一方だけを主張することはできない。 |
| 聡明叡智 | そうめいえいち | 頭の働きが鋭く、物事を深く見通す優れた知恵を持つこと。 | 複雑な利害を整理して長期的な解決策を示した判断には、聡明叡智が感じられた。 |
| 草木皆兵 | そうもくかいへい | 恐怖心が強いため、草や木まで敵兵に見えてしまうこと。転じて、おびえのあまり何でも敵や危険に思えること。 | 一度情報漏洩が起きてから、担当者は草木皆兵となり、あらゆる連絡を疑うようになった。 |
| 即身成仏 | そくしんじょうぶつ | 仏教、特に密教で、この身のままで仏になることができるという教え。 | 空海が説いた密教思想を理解するうえで、即身成仏は重要な概念である。 |
| 速戦即決 | そくせんそっけつ | 長期化させず、短期間の戦いや行動で一気に決着をつけること。 | 問題が小さいうちに速戦即決で処理し、影響の拡大を防いだ。 |
| 即断即決 | そくだんそっけつ | その場ですぐに判断し、決定すること。 | 緊急時には、責任者に即断即決する能力が求められる。 |
| 則天去私 | そくてんきょし | 私心や自我への執着を捨て、自然の道理に従って生きるという境地。夏目漱石が晩年に理想とした言葉。 | 夏目漱石の晩年の思想を考える際には、則天去私という言葉が重要になる。 |
| 粗製濫造 | そせいらんぞう | 品質を十分に考えず、粗悪なものを大量に作ること。 | 売上だけを優先して商品を粗製濫造すれば、長期的にはブランドの信用を失う。 |
| 率先躬行 | そっせんきゅうこう | 人に命じるだけでなく、自分から先頭に立って実際に行うこと。 | 改革を成功させるには、経営陣自身が率先躬行して新しい制度を実践する必要がある。 |
| 率先垂範 | そっせんすいはん | 人より先に自ら行動し、模範を示すこと。 | 管理職が率先垂範して定時退社すれば、部下も帰りやすい職場になる。 |
| 損者三友 | そんじゃさんゆう | 『論語』に由来し、付き合うことで自分に害をもたらす三種類の友人。 | 人間関係を考えるうえで、『論語』の益者三友と損者三友という教えは興味深い。 |
| 尊王攘夷 | そんのうじょうい | 天皇を尊び、外国勢力を排斥しようとする思想。日本では幕末に広まり、政治運動と結びついた。 | 幕末には尊王攘夷の思想が各地へ広がり、倒幕運動にも大きな影響を与えた。 |