「ら・り・る・れ・ろ」から始まる四字熟語を、五十音順にまとめています。
小学校・中学校の基礎的な四字熟語から、高校3年生程度までに覚えておきたい四字熟語を中心に、読み方・意味・例文を掲載しています。社会人の語彙の確認や学び直しにも活用してください。
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ら
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|
| 磊磊落落 | らいらいらくらく | 心が広く、小さなことにこだわらないこと。おおらかでさっぱりした様子。 | 彼は失敗した部下をいつまでも責めない、磊磊落落とした人物だった。 |
| 落花流水 | らっかりゅうすい | 散る花と流れる水のような春の景色。転じて、物事が衰えていくことや、男女が互いに思い合うことのたとえ。 | 長く栄えた一族が衰退していく物語には、落花流水の趣が感じられる。 |
| 落花狼藉 | らっかろうぜき | 花びらが散り乱れるように、物がひどく散乱していること。古くは女性に乱暴することの意味でも用いられた。 | 宴会が終わった後の部屋は、食器や荷物が散らばり落花狼藉の状態だった。 |
| 乱臣賊子 | らんしんぞくし | 国を乱す悪臣と、親に背く不孝な子。転じて、忠義や孝行の道に背く者。 | 儒教的な政治思想では、君主に背く者を乱臣賊子として厳しく批判することがあった。 |
| 乱暴狼藉 | らんぼうろうぜき | 荒々しく無法な振る舞いをすること。暴力的に暴れ回ること。 | 酒に酔ったからといって、店内で乱暴狼藉を働くことは許されない。 |
り
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|
| 利害得失 | りがいとくしつ | 利益になることと損失になること。物事によって生じる得と損。 | 新しい事業へ参入する前に、考えられる利害得失を十分に検討した。 |
| 力戦奮闘 | りきせんふんとう | 力の限り戦うこと。転じて、全力を尽くして努力すること。 | 現場の担当者たちは、納期に間に合わせるため力戦奮闘した。 |
| 離合集散 | りごうしゅうさん | 人や集団などが、離れたり集まったりすること。また、協力したり対立したりすること。 | 政界では長い歴史の中で、政党の離合集散が何度も繰り返されてきた。 |
| 立身出世 | りっしんしゅっせ | 社会的に高い地位についたり、成功して名声を得たりすること。 | かつては故郷を離れて都会へ出ることが、立身出世への道と考えられることも多かった。 |
| 理非曲直 | りひきょくちょく | 道理にかなっていることと、道理に反していること。物事の正邪・善悪。 | 人間関係だけで判断せず、理非曲直を明らかにしたうえで処分を決めるべきだ。 |
| 柳暗花明 | りゅうあんかめい | 柳が青々と茂ってほの暗く、花が明るく咲く、美しい春の景色。 | 山道を抜けると、柳暗花明の春景色が一面に広がっていた。 |
| 流言蜚語 | りゅうげんひご | 根拠のないうわさや、事実とは異なる情報が世間に広まること。また、そのようなうわさ。 | 災害時には流言蜚語に惑わされず、公的機関の情報を確認することが重要だ。 |
| 流觴曲水 | りゅうしょうきょくすい | 曲がりくねった水の流れに杯を浮かべ、杯が自分の前へ来るまでに詩を作る、中国古来の風流な遊び。 | 王羲之の「蘭亭序」は、流觴曲水の宴を背景として生まれたことで知られている。 |
| 竜頭蛇尾 | りゅうとうだび | 初めは勢いが盛んで立派だが、終わりになるにつれて勢いが衰え、振るわなくなること。 | 壮大な計画を発表したものの、実行が伴わず竜頭蛇尾に終わった。 |
| 粒粒辛苦 | りゅうりゅうしんく | 物事を成し遂げるために、小さな努力や苦労を一つ一つ積み重ねること。 | 長年の粒粒辛苦が実を結び、ようやく新技術の実用化に成功した。 |
| 良妻賢母 | りょうさいけんぼ | 夫にとってよい妻であり、子にとって賢い母であること。また、そのような女性を理想とする考え方。 | 近代日本の女子教育を学ぶ際には、良妻賢母という女性像が果たした役割も検討する必要がある。 |
| 良知良能 | りょうちりょうのう | 人間が生まれながらに備えている、善悪を判断する知恵と、それを実行する能力。 | 孟子の思想では、人間には良知良能が備わっていると考えられた。 |
| 理路整然 | りろせいぜん | 話や考えの筋道がきちんと整い、分かりやすく一貫していること。 | 彼の説明は理路整然としており、初めて聞く人にも理解しやすかった。 |
| 臨機応変 | りんきおうへん | その時々の状況や変化に応じて、適切な方法を取ること。 | 予定どおりに進まない場合には、現場で臨機応変に対応する必要がある。 |
| 輪廻転生 | りんねてんしょう | 仏教などで、生き物が死んだ後も別の生として生まれ変わり、生死を繰り返すこと。 | 仏教の世界観を理解するうえで、因果応報と輪廻転生の考え方は重要である。 |
る
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|
| 縷縷綿綿 | るるめんめん | 話が細かく長々と続き、くどくどしいこと。 | 会議で経緯を縷縷綿綿と説明したため、肝心の結論が分かりにくくなってしまった。 |
れ
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|
| 冷汗三斗 | れいかんさんと | 非常に恐ろしい思いや、ひどく恥ずかしい思いをして、大量の冷や汗をかくこと。 | 重要な資料の数字に誤りがあることを会議直前に発見し、冷汗三斗の思いをした。 |
| 冷酷無情 | れいこくむじょう | 思いやりや情けがなく、非常に冷たく無慈悲であること。 | 利益だけを優先して困窮する人々を切り捨てる対応は、冷酷無情だと批判された。 |
| 冷暖自知 | れいだんじち | 水の冷たさや暖かさは自分で触れて初めて分かるように、本当の理解や悟りは自分自身で体得するものだということ。 | 経営の難しさは、まさに冷暖自知である。実際に責任を負って初めて分かることも多い。 |
| 冷嘲熱罵 | れいちょうねつば | 冷ややかにあざけったり、激しくののしったりすること。 | 政策への批判は必要だが、冷嘲熱罵に終始するのでは建設的な議論にはならない。 |
ろ
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
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| 老少不定 | ろうしょうふじょう | 人の寿命は年齢だけでは決まらず、老人が若者より先に亡くなるとは限らないこと。人生の無常を表す語。 | 災害で若い人の命まで失われた事実に、老少不定という言葉の重さを感じた。 |
| 老成円熟 | ろうせいえんじゅく | 経験を十分に積み、人格・知識・技能などが深く成熟していること。 | 長年の経験を重ねた彼の判断には、老成円熟した安定感がある。 |
| 老成持重 | ろうせいじちょう | 経験豊富で物事に熟達し、しかも慎重で軽率な行動をしないこと。 | 老成持重な責任者は、周囲の意見を聞いたうえで慎重に決断した。 |
| 老若男女 | ろうにゃくなんにょ | 年齢や性別を問わず、あらゆる人々。 | この祭りには老若男女を問わず、多くの地域住民が参加している。 |
| 老婆心切 | ろうばしんせつ | 必要以上に相手のことを心配し、親切心から世話を焼くこと。 | 老婆心切ながら、契約書にはもう一度目を通しておいた方がよいと思う。 |
| 六道輪廻 | ろくどうりんね | 仏教で、生き物が迷いの世界である六道を、生まれ変わりながら巡り続けること。 | 中世文学を読むうえでは、六道輪廻という仏教的な世界観を知っておくと理解しやすい。 |
| 六根清浄 | ろっこんしょうじょう | 仏教で、目・耳・鼻・舌・身・意の六つの感覚や意識から迷いや欲を取り除き、心身を清らかにすること。 | 山岳修行では、「六根清浄」と唱えながら山道を登る伝統がある。 |
| 論功行賞 | ろんこうこうしょう | 功績の大小を調べ、その功績に応じて賞や地位などを与えること。 | プロジェクト終了後は論功行賞を適切に行い、貢献した人を公平に評価する必要がある。 |
| 論旨明快 | ろんしめいかい | 議論や文章の筋道がはっきりしていて、分かりやすいこと。 | 彼の発表は論旨明快で、複雑な問題でも要点を容易に理解できた。 |
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