「た・ち・つ・て・と」から始まる四字熟語を、五十音順にまとめています。
小学校・中学校の基礎的な四字熟語から、高校3年生程度までに覚えておきたい四字熟語を中心に、読み方・意味・例文を掲載しています。社会人の語彙の確認や学び直しにも活用してください。
た
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 大安吉日 | たいあんきちじつ | 暦の上で、何事を行うにも縁起がよいとされる日。 | 結婚式は大安吉日を選んで行われた。 |
| 大喝一声 | だいかついっせい | 大きな声で激しく一喝すること。 | 監督が大喝一声すると、緩んでいた選手たちの表情が引き締まった。 |
| 大願成就 | たいがんじょうじゅ | 長い間願っていた大きな望みがかなうこと。 | 長年目指していた資格に合格し、ついに大願成就となった。 |
| 大器晩成 | たいきばんせい | 大人物は才能を発揮するまでに時間がかかり、遅れて大成するということ。 | 若い頃は目立たなかったが、経験を重ねて成功した彼は大器晩成型といえる。 |
| 大義名分 | たいぎめいぶん | 行動を正当化するための、道理にかなった理由や根拠。 | 組織改革を進めるには、社員が納得できる大義名分が必要だ。 |
| 対牛弾琴 | たいぎゅうだんきん | 道理を理解できない相手に立派な話をしても無駄であること。牛に琴を聞かせるという意味から。 | 専門知識のない相手に難しい理論だけを説明しても、対牛弾琴になりかねない。 |
| 大言壮語 | たいげんそうご | 実力以上に大きなことを言い、威勢のよい言葉を並べること。 | 大言壮語するだけでなく、具体的な成果を示す必要がある。 |
| 大悟徹底 | たいごてってい | 仏教で、物事の真理を完全に悟ること。転じて、物事の道理を十分に理解すること。 | 長年の修行の末、大悟徹底の境地に達したと伝えられている。 |
| 泰山北斗 | たいざんほくと | ある分野で最も尊敬され、権威とされる人物。 | その研究者は、日本の考古学界における泰山北斗といわれている。 |
| 大慈大悲 | だいじだいひ | 仏や菩薩がすべての人々を救おうとする、広く深い慈悲。 | 観音菩薩は、大慈大悲によって人々を救う存在として信仰されてきた。 |
| 大所高所 | たいしょこうしょ | 個人的・部分的な立場にとらわれず、広い視野と高い観点から物事を見ること。 | 部門の利益だけでなく、大所高所から会社全体の方針を考える必要がある。 |
| 泰然自若 | たいぜんじじゃく | 何が起きても落ち着いていて、少しも動じない様子。 | 突然の質問にも、社長は泰然自若として答えた。 |
| 大胆不敵 | だいたんふてき | 度胸があり、何事にも恐れないこと。 | 競合が多い市場へ参入するという大胆不敵な決断を下した。 |
| 大同小異 | だいどうしょうい | 細かな違いはあっても、大体は同じであること。 | 各社の提案を比較すると、内容は大同小異だった。 |
| 大同団結 | だいどうだんけつ | 細かな意見の違いを越えて、大きな目的のために団結すること。 | 災害復旧という共通の目的のもと、各団体が大同団結した。 |
| 台風一過 | たいふういっか | 台風が通り過ぎた後、空が晴れて天候がよくなること。転じて、大きな騒動が収まった後の状態にもいう。 | 台風一過の青空の下、復旧作業が始まった。 |
| 多岐亡羊 | たきぼうよう | 方針や選択肢が多すぎて、どれを選べばよいか分からなくなること。 | 選択肢が増えすぎ、担当者は多岐亡羊の状態に陥って方針を決められなくなった。 |
| 多士済済 | たしせいせい | 優れた人材が数多くそろっていること。 | 新しい研究チームには各分野の専門家が集まり、多士済済の顔ぶれとなった。 |
| 多事多難 | たじたなん | 事件や困難、災難などが次々と起こること。 | 創業当初は資金不足や設備故障が続き、多事多難な時期だった。 |
| 多情多感 | たじょうたかん | 感情が豊かで、さまざまな物事に心を動かされやすいこと。 | 多情多感な青年期に読んだ本は、その後の人生観にも大きな影響を与えた。 |
| 脱亜入欧 | だつあにゅうおう | アジアから離れ、欧米諸国の側へ入ろうとすること。特に明治以降の日本に見られた、欧米を重視しアジアを軽視する姿勢や風潮を表す歴史語。 | 明治日本の対外認識を考える際には、脱亜入欧という言葉がどのような文脈で使われてきたかを確認する必要がある。 |
| 他力本願 | たりきほんがん | 仏教で、自分の修行の力ではなく阿弥陀仏の本願によって救われるという考え。転じて、他人の力ばかりを当てにすることにもいう。 | 浄土教では、阿弥陀仏の本願に身を委ねて救いを求める他力本願の教えが重視される。 |
| 暖衣飽食 | だんいほうしょく | 暖かい衣服を着て十分に食べ、生活に何の不自由もないこと。 | 暖衣飽食の生活に慣れると、日々の恵みを当然と思ってしまいがちだ。 |
| 断崖絶壁 | だんがいぜっぺき | 切り立って非常に険しい崖。 | 登山道の先には断崖絶壁が続いていた。 |
| 箪食瓢飲 | たんしひょういん | 粗末な食事で満足し、貧しくても学問や道を楽しむこと。 | 顔回は箪食瓢飲の生活にも不満を抱かなかった人物として知られる。 |
| 単純明快 | たんじゅんめいかい | 内容や仕組みが簡単で、筋道がはっきりして分かりやすいこと。 | 説明は単純明快で、初めて聞く人にも理解しやすかった。 |
| 男尊女卑 | だんそんじょひ | 男性を女性より尊重し、女性を低く扱う考え方や社会的慣習。 | 近代以前の社会制度を検討する際には、男尊女卑の価値観がどのように作用したかを見る必要がある。 |
| 胆大心小 | たんだいしんしょう | 大胆に行動する一方で、細かな点には慎重に注意を払うこと。 | 新規事業では、胆大心小の姿勢で大胆な挑戦と慎重なリスク管理を両立させたい。 |
| 単刀直入 | たんとうちょくにゅう | 前置きをせず、すぐに本題へ入ること。 | 時間が限られているので、単刀直入に質問します。 |
| 談論風発 | だんろんふうはつ | 議論が活発に行われ、次々と意見が出ること。 | 会議では談論風発となり、予定時間を超えるほど多くの意見が出た。 |
ち
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 治外法権 | ちがいほうけん | ある国の領域内にいながら、その国の法律や裁判権の一部に服さない特権。日本史では、不平等条約の問題として特に知られる。 | 明治政府は、不平等条約で認められていた治外法権の撤廃を重要な外交課題とした。 |
| 竹頭木屑 | ちくとうぼくせつ | 竹の切れ端や木くずのような小さなものでも、無駄にせず役立てること。転じて、細かなこともおろそかにしないこと。 | 限られた資源を有効に使うには、竹頭木屑の精神も大切である。 |
| 知行合一 | ちこうごういつ | 知識と実践とは本来一体であり、本当に知ることは行動を伴うという考え。中国の陽明学で重視された。 | 理論を学ぶだけでなく実際に行動へ移すという点で、知行合一の考え方は現代にも通じる。 |
| 地産地消 | ちさんちしょう | 地域で生産された農林水産物などを、その地域で消費すること。 | 学校給食でも地産地消を進め、地元産の野菜を積極的に利用している。 |
| 治山治水 | ちさんちすい | 山林や河川を整備・管理し、土砂災害や洪水などを防ぐこと。 | 豪雨災害を防ぐためには、河川改修だけでなく治山治水を総合的に進める必要がある。 |
| 知足安分 | ちそくあんぶん | 足ることを知り、自分の置かれた境遇や分をわきまえて、むやみに不満を抱かないこと。 | 欲望を際限なく膨らませるのではなく、知足安分という生き方にも学ぶところがある。 |
| 魑魅魍魎 | ちみもうりょう | 山川などにいるとされた、さまざまな化け物や妖怪。転じて、得体の知れない怪しい者たちのたとえ。 | 利権を求める魑魅魍魎が集まる世界として、その業界を皮肉る人もいた。 |
| 忠君愛国 | ちゅうくんあいこく | 君主に忠義を尽くし、国を愛すること。特に近代日本の思想や教育を考える際に用いられる語。 | 近代日本の教育思想を理解する際には、忠君愛国という価値観の位置づけも確認する必要がある。 |
| 躊躇逡巡 | ちゅうちょしゅんじゅん | 決断できず、ためらってぐずぐずすること。 | 市場が急速に変化する中、躊躇逡巡しているうちに競合他社に先を越された。 |
| 中途半端 | ちゅうとはんぱ | 物事が最後まで完成しておらず、不完全な状態。また、態度や方針が徹底していないこと。 | 中途半端な調査結果をもとに重要な判断を下すべきではない。 |
| 中肉中背 | ちゅうにくちゅうぜい | 太りすぎても痩せすぎてもおらず、身長も平均的な体つき。 | 目撃者は、その人物について中肉中背の男性だったと証言した。 |
| 昼夜兼行 | ちゅうやけんこう | 昼も夜も休まず、急いで進んだり物事を行ったりすること。 | 災害発生後、復旧作業は昼夜兼行で進められた。 |
| 朝三暮四 | ちょうさんぼし | 目先の違いにこだわらせて、実質は同じなのに相手をごまかすこと。また、表面的な違いに惑わされること。 | 支払時期を変えただけで総額が同じなら、朝三暮四のような話ではないかと指摘された。 |
| 長身痩躯 | ちょうしんそうく | 背が高く、痩せた体つきであること。 | 写真に写る青年は長身痩躯で、群衆の中でもひときわ目立っていた。 |
| 丁丁発止 | ちょうちょうはっし | 刀などを激しく打ち合わせる様子。転じて、互いに激しく議論を戦わせること。 | 公開討論では、両者が政策をめぐって丁丁発止と渡り合った。 |
| 跳梁跋扈 | ちょうりょうばっこ | 悪人や好ましくない勢力などが、思うままにのさばり振る舞うこと。 | 統治機構が弱体化すると、各地で武装集団が跳梁跋扈するようになった。 |
| 朝令暮改 | ちょうれいぼかい | 朝に出した命令を夕方には改めるように、方針や命令が頻繁に変わって一定しないこと。 | 経営方針が毎週のように変わる朝令暮改では、現場も対応しきれない。 |
| 直情径行 | ちょくじょうけいこう | 感情を隠したり抑えたりせず、思ったままをすぐ行動に表すこと。 | 彼の直情径行な性格は行動力につながる一方、周囲との摩擦を生むこともあった。 |
| 直立不動 | ちょくりつふどう | まっすぐ立ったまま、少しも動かないこと。 | 儀仗兵は式典の間、直立不動の姿勢を保っていた。 |
| 猪突猛進 | ちょとつもうしん | イノシシのように、周囲を顧みず一つの目標へ激しく突き進むこと。 | 猪突猛進するだけでなく、ときには状況を確認して方針を修正することも必要だ。 |
| 治乱興亡 | ちらんこうぼう | 世の中がよく治まることと乱れること、国や勢力が栄えることと滅びること。 | 歴史書には、国家の治乱興亡を左右した政治や戦争の記録が残されている。 |
| 沈魚落雁 | ちんぎょらくがん | 魚が水中に沈み、雁が空から落ちるほどの美しさという意味から、非常に美しい女性のたとえ。 | 古典では、絶世の美女を沈魚落雁と形容することがある。 |
| 沈思黙考 | ちんしもっこう | 黙ったまま、深くじっくり考えること。 | 役員からの質問を受け、彼はしばらく沈思黙考した後で答えた。 |
| 珍味佳肴 | ちんみかこう | 珍しくおいしい食べ物と、立派な料理。ごちそうのこと。 | 宴席には各地から取り寄せた珍味佳肴が並べられた。 |
| 沈黙寡言 | ちんもくかげん | 口数が少なく、あまり多くを語らないこと。また、そのような人柄。 | 彼は沈黙寡言な人物だが、必要な場面では的確な意見を述べる。 |
| 知略縦横 | ちりゃくじゅうおう | 優れた知恵や策略を、状況に応じて自由自在に働かせること。 | その武将は知略縦横の戦いぶりで、劣勢だった軍勢を立て直した。 |
つ
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 津津浦浦 | つつうらうら | 全国のあらゆる港や海岸。転じて、国じゅうのあらゆる場所。 | 新しい通信網が整備され、サービスは全国津津浦浦まで広がった。 |
| 九十九折 | つづらおり | 山道や坂道などが、何度も曲がりくねって続いていること。また、そのような道。 | 九十九折の山道を登っていくと、ようやく山頂近くの寺院が見えてきた。 |
て
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 亭主関白 | ていしゅかんぱく | 夫が家庭内で強い権威を持ち、妻や家族に対して威張って振る舞うこと。また、そのような夫。 | かつての家族観を扱った作品には、亭主関白な夫を描いたものも少なくない。 |
| 低頭傾首 | ていとうけいしゅ | 頭を低く下げ、相手に敬意や謝意を示すこと。 | 自らの不手際を認め、責任者は低頭傾首して謝罪した。 |
| 剃髪落飾 | ていはつらくしょく | 髪をそり、身につけていた飾りを外して出家すること。 | 戦乱の世には、世俗を離れて剃髪落飾する武将や公家もいた。 |
| 手枷足枷 | てかせあしかせ | 手や足の自由を奪う刑具。転じて、行動を妨げる制約や負担。 | 複雑すぎる規則が現場の手枷足枷となっている。 |
| 適材適所 | てきざいてきしょ | 人の能力や適性に応じて、最もふさわしい仕事や地位に配置すること。 | 組織の力を最大限に引き出すには、適材適所の人員配置が重要だ。 |
| 適者生存 | てきしゃせいぞん | 環境に最も適したものが生き残ること。 | 生物の進化を説明する際、適者生存という表現が使われることがある。 |
| 徹頭徹尾 | てっとうてつび | 初めから終わりまで、一貫して変わらないこと。 | 彼は徹頭徹尾、安全を最優先する方針を貫いた。 |
| 手前味噌 | てまえみそ | 自分で自分や自分の身内を褒めること。 | 手前味噌ではあるが、今回の製品は非常によく仕上がったと思う。 |
| 手練手管 | てれんてくだ | 人を思いどおりに動かしたり、だましたりするための巧みな方法。 | 悪質な業者は手練手管を使って契約を迫ってくることがある。 |
| 天衣無縫 | てんいむほう | 詩文などに技巧を凝らした跡がなく、自然で美しく完成していること。転じて、人柄が無邪気で飾り気のないこと。 | 彼女の天衣無縫な人柄は、周囲の人を自然と明るい気持ちにさせる。 |
| 天涯孤独 | てんがいこどく | この世に身寄りとなる人が一人もいないこと。また、遠く離れた土地で一人暮らすこと。 | 戦争によって家族を失い、天涯孤独となった人々もいた。 |
| 天下一品 | てんかいっぴん | 世の中に一つしかないと思えるほど、他に比べるものがないほど優れていること。また、そのようなもの。 | この職人が作る刃物の切れ味は、まさに天下一品だ。 |
| 天下泰平 | てんかたいへい | 世の中がよく治まり、平和で穏やかなこと。 | 長い戦乱が終わり、人々は天下泰平の世を願った。 |
| 天下無双 | てんかむそう | この世に並ぶものがないほど優れていること。 | その剣豪は天下無双の使い手として名を知られた。 |
| 電光石火 | でんこうせっか | 稲妻や火打ち石の火のように、非常に短い時間。また、行動が極めて素早いこと。 | 相手の隙を見つけると、電光石火の速さで攻め込んだ。 |
| 天災地変 | てんさいちへん | 地震・洪水・暴風など、自然界に起こる大きな災害や異変。 | 天災地変に備えるため、地域全体で防災訓練を実施した。 |
| 天井桟敷 | てんじょうさじき | 劇場などで最上階に設けられた、舞台から遠く料金の安い観客席。 | 若い頃は天井桟敷から芝居を何度も見たという。 |
| 天壌無窮 | てんじょうむきゅう | 天地とともに永遠に続き、終わりがないこと。 | 古い祝文には、国の繁栄が天壌無窮であるよう願う表現が見られる。 |
| 天真爛漫 | てんしんらんまん | 心に飾り気がなく、ありのままで無邪気なこと。 | 子どもたちは天真爛漫に笑いながら遊んでいた。 |
| 天孫降臨 | てんそんこうりん | 日本神話で、天照大神の孫にあたる瓊瓊杵尊が高天原から地上へ降りたこと。 | 『古事記』や『日本書紀』には、天孫降臨の神話が記されている。 |
| 天地開闢 | てんちかいびゃく | 天と地が初めてでき、世界が始まること。 | 神話では天地開闢から物語が始まることがある。 |
| 天地神明 | てんちしんめい | 天と地に存在するすべての神々。 | 自分に偽りはないと、天地神明に誓った。 |
| 天地無用 | てんちむよう | 荷物などを上下逆さまにしてはいけないこと。 | 箱には割れ物が入っているので、「天地無用」と表示して発送した。 |
| 天長地久 | てんちょうちきゅう | 天地が永遠であるように、物事がいつまでも続くこと。 | 両国の友好が天長地久であることを願った。 |
| 天手古舞 | てんてこまい | 非常に忙しく、慌てて動き回ること。 | 注文が一度に集中し、発送作業で一日中天手古舞だった。 |
| 輾転反側 | てんてんはんそく | 心配や悩みのため、寝床で何度も寝返りを打ち、眠れないこと。 | 翌日の結果が気になり、夜中まで輾転反側した。 |
| 天変地異 | てんぺんちい | 天空や地上に起こる大きな自然の異変。地震・洪水・暴風など。 | 古代には天変地異が政治や社会の異変と結びつけて考えられることもあった。 |
と
| 四字熟語 | 読み方 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 当意即妙 | とういそくみょう | その場の状況に応じて、すぐに気の利いた受け答えや対応をすること。 | 突然の質問にも当意即妙に答え、会場の雰囲気を和ませた。 |
| 桃園結義 | とうえんけつぎ | 『三国志演義』で、劉備・関羽・張飛が桃園で兄弟の契りを結んだという故事。転じて、固い友情や盟約を結ぶこと。 | 三人は桃園結義になぞらえ、苦しい時期も互いに支え合うことを誓った。 |
| 当機立断 | とうきりつだん | 好機を逃さず、その場ですばやく決断すること。 | 市場の急変を見た社長は当機立断し、新製品の投入を前倒しした。 |
| 同工異曲 | どうこういきょく | 見かけや表現方法は違っていても、内容や趣旨はほぼ同じであること。 | 二人の提案は表現こそ異なるが、結論は同工異曲だった。 |
| 倒行逆施 | とうこうぎゃくし | 道理や時代の流れに逆らって、無理なことを行うこと。 | 社会の変化を無視して旧制度へ戻そうとするのは、倒行逆施との批判を受けかねない。 |
| 同床異夢 | どうしょういむ | 同じ立場や行動を取っていながら、実際には互いに違う考えや目的を持っていること。 | 両社は提携したものの、将来像については同床異夢だったことが後に明らかになった。 |
| 堂塔伽藍 | どうとうがらん | 寺院に建てられた堂や塔などの建築物の総称。 | 山中にはかつて大規模な堂塔伽藍が建ち並んでいたと伝えられる。 |
| 同文同種 | どうぶんどうしゅ | 文字や文化、民族的な起源などを同じくすること。特に歴史上、近縁な民族や国家について用いられた語。 | 近代の外交史では、同文同種という言葉が政治的な主張に利用されることもあった。 |
| 東奔西走 | とうほんせいそう | 目的のために、あちらこちらを忙しく駆け回ること。 | 新店舗の開設準備で、担当者は取引先や行政機関を東奔西走した。 |
| 党利党略 | とうりとうりゃく | 政党や党派が、自分たちの利益を優先して巡らす策略。 | 重要な政策を党利党略だけで判断すべきではないとの批判が出た。 |
| 得意満面 | とくいまんめん | 得意そうな気持ちが顔いっぱいに表れている様子。 | 難しい交渉をまとめた担当者は、得意満面で結果を報告した。 |
| 読書三到 | どくしょさんとう | 読書では、目でよく見、口で読み、心を集中させることが大切だという教え。 | 難しい古典を読むときほど、読書三到を意識して丁寧に読み進めたい。 |
| 読書三昧 | どくしょざんまい | 他のことに気を取られず、読書にひたすら没頭すること。 | 休暇中は旅行に出ず、自宅で読書三昧の日々を過ごした。 |
| 独断専行 | どくだんせんこう | 他人の意見を聞かず、自分一人の判断で勝手に物事を進めること。 | 組織の重要事項を独断専行で決めれば、部下の信頼を失う。 |
| 特筆大書 | とくひつたいしょ | 特に重要なこととして、大きく取り上げて書くこと。 | この改革が地域経済に与えた影響は、歴史の中でも特筆大書すべき出来事である。 |
| 独立自尊 | どくりつじそん | 他人にむやみに頼らず自立し、自分自身の人格や尊厳を大切にすること。 | 福沢諭吉の思想を考えるうえで、独立自尊は重要な言葉である。 |
| 独立独歩 | どくりつどっぽ | 他人に頼ったり流されたりせず、自分の信じる道を進むこと。 | 彼は流行に迎合せず、独立独歩の姿勢で研究を続けた。 |
| 徒手空拳 | としゅくうけん | 武器や道具を何も持たないこと。転じて、資金や後ろ盾などを持たず、自分の力だけで物事を始めること。 | 彼は資金も人脈もない徒手空拳の状態から会社を立ち上げた。 |
| 土崩瓦解 | どほうがかい | 土が崩れ瓦が砕けるように、組織や国家などが一気にばらばらになって崩壊すること。 | 指導部への信頼が失われると、組織は短期間で土崩瓦解した。 |
| 咄咄怪事 | とつとつかいじ | 驚きあきれるほど、非常に奇怪で理解しがたい出来事。 | 記録上存在しない契約に多額の支払いが行われていたとは、まさに咄咄怪事である。 |